『マジシャンロード』は何かに連れいろんなハードに移植されています。
そういった観点から見ると『(ツキ等を)持っている』ゲームなんだと思います。
今回の『知られざるアルファの世界』は、このNEO-GEO/MVSのローンチゲームにスポットを当てたいと思います。
◆ 鳩野さんにもうちょっと聞いてみました! ◆
・『マジシャンロード』はアルファ電子のネオジオタイトル第1弾です。元からネオジオ用のものとして企画されていたものだったのですか?
こちらはハナからNEO-GEO/MVS (当時は名称もまだ決まっていなくて『新基板』と呼ばれていました) 用のアルファ電子・第一弾のゲーム用企画でしたね。
制作中にNEO-GEO/MVSのローンチ・ラインナップにファンタジー枠としてSNKに採用されました。
・開発初期の変身システムはSNKの『AS0』に影響を受けたのではないかと感じましたが、そのあたりの事情はご存じですか?
エレメンタルの玉同士による変身コンセプトは、ほとんど思いつきだったそうで、『D&D』の世界観に合う感じのイメージでデザインした結果との事です。
・牛沢さんが変身システムにダメ出しをした理由は、どのようなものでしたか?
3個のエレメンタルの玉による変身システムでは、主人公・エルタの変身キャラの数だけでも膨大になり、それらを描く為の時間・容量は元より、デバッグの時間もまた相当に掛かると予測できたのが最大の要因ですね。
・『マジシャンロード』には【戻り復活・オープニングデモあり・体力上限6】の前期ロム版、【その場復活・オープニングデモなし・体力上限4】の後期ロム版、【その場復活・オープニングデモあり・体力上限5】のネオジオCD版と3つのバージョンがあります。あまり認知されてませんが、じつはロングラン商品だったのでしょうか?
ネオジオCD版以外はSNKからのNGが起因となっているんですよ。
前期ロム版:海外の家庭用を考えた場合、その場復活だとゴリ押しで進めてしまい、海外ユーザーから返品される危惧がある為にこの仕様になっています。
後期ロム版:アーケードを考えた場合、プレイタイムを短くした上で、客離れを防ぐべくゴリ押し認容の仕様となっています。
実は1人プレイ専用のアクションゲームはNEO-GEOに於いては非常にレアで、このタイプを好むプレイヤーを考慮した場合、『マジシャンロード』の出番となるんです。




