メガドライブ『メガCD2』

メガCD2
買取価格12,000円
メーカーセガ
対応機種メガドライブ
メディア周辺機器

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アイテム情報

■概要

『メガドライブ2』の発売に合わせて登場した、『メガCD』の廉価版モデルです。
定価は29,800円まで引き下げられ、従来モデルと比べてより手に取りやすい価格となりました。

ただの廉価版ではなく、『メガドライブ2』との組み合わせを前提にデザインが一新されています。
接続方式も変更され、初代『メガCD』のように本体の下に重ねるのではなく、横からドッキングするスタイルを採用。

これは、『メガドライブ2』の本体サイズが小型化されたため、旧方式では外観のバランスが崩れてしまうことへの配慮と考えられます。

なお、プレイに支障はなく、延長パーツを使用すれば『メガCD2』を初代『メガドライブ』に接続することも可能です。

■初代『メガCD』違いについて

メガCD2』は、ノートパソコンのドッキングステーションを思わせる、特徴的な平置き型デザインを採用しており、非常にスタイリッシュな外観となっています。
CDドライブも フロントローダー式から、上部にディスクをセットするトップローダー式へと変更され、構造の簡略化とともに耐久性が向上しました。

起動画面(BIOS)も刷新されており、セガのマスコットキャラクター「ソニック」が登場。
彼の周囲で“SEGA”および“MEGA CD 2”のロゴが回転する、印象的なアニメーションとなっています。

また、初代ではステレオ音声で楽しむために一手間必要でしたが、『メガCD2』では標準でステレオ出力に対応しており、より手軽に高音質を楽しめるようになりました。

■初代『メガCD』との違いについて

発売の翌年である1994年には、次世代機『セガサターン』が登場。
これにより『メガドライブ』が世代交代期を迎え、同時に『メガCD』の展開も徐々に縮小していきました。

1995年12月には、セガから発売された最後の『メガCD』用ソフト『サージカルストライク』がリリース。
さらに1996年にはコンパイルによる『シャドウラン』が発売され、国内での『メガCD』タイトル展開は幕を閉じました。

一方で、当時は数多くの未発売ソフトも確認されており、アーケード移植作品『パワードリフト』アレスタシリーズの続編として企画されていた『電忍アレスタ2』などの名作タイトルが知られています。

また、実写ムービーを用いた多くのゲームタイトルは、その後『セガサターン』や競合機である3DO、CD-iといったCD-ROMプラットフォームへと媒体を移し発売されました。

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