
アイテム情報

■概要
HORIがリリースした、ヘッドホンと専用のアダプターが付属した周辺機器です。
正式名称は「サウンド・データ・ステーション」、『ファミコン』で「ステレオライク」なBGMが楽しめるようになるという触れ込みの製品となっています。
※「ファミコンはモノラルだろ」というツッコミが入りそうですが、あくまで「ステレオライク」なので気にしてはいけません。
定価は4,900円とソフト1本を購入できる値段なので、当時購入したユーザーは音楽にかなりのこだわりがある方とお見受けします。
ちなみに、『イース』等の作曲で知られる「古代祐三」氏曰く、「ヘッドホン端子が使えるのはいいんだけど音があまりよくありませン」とコンポーザー的にはイマイチな評価となっています。

■機能について
本体正面のコントローラー増設ポートに取り付けて、ファミコンに様々な端子拡張を行うことができます。
- ヘッドホン(本製品に付属)
- データレコーダ
- ラジカセ等の録音機器
- 外付けジョイスティック
と、以外にも多機能でキャッチコピーの「ゲームがエキサイティングに、大変身!!」もあながち間違いではありません。
「データレコーダ」と連携することで、デザイン機能つきソフト(レッキングクルー・エキサイトバイクetc...)の「エディットデータ」をカセットテープに保存できます。
加えて、ゲームの音楽をラジカセの録音機能に出力する等、当時基準だとけっこう需要がありそうな機能なので、HORI渾身の「アイディア商品」といえるのではないでしょうか?
ただし、『ディスクシステム』の拡張音源は出力されない欠点もあるようです。
※『ラグランジュポイント』や『悪魔城伝説』のような、カードリッジタイプの拡張音源は大丈夫というウワサも...









