
アイテム情報

■概要
ファミコンに接続して簡単なプログラムを自作できる周辺機器「ファミリーベーシック」の別売オプションです。
ファミリーベーシックのキーボードに接続すると、自作したプログラムやそのセーブデータを市販のカセットテープに保存することができます。
ファミリーベーシックのカセット内にもデータを保存することは可能ですが、ふとしたときに消えてしまうことも多かったといいます。そのため、データレコーダで書き出すのが確実でした。

■カセットテープを記録メディアに採用
ファミリーベーシック登場の頃は、入手しやすいカセットテープが音声以外のデータ記録のためにも使われていました。
のちにデータ記録メディアとして普及する3.5インチのフロッピーディスクは、やや高価であったうえに競合規格も存在していて、それほど一般的になっていませんでした。
■市販ソフトでの利用
データレコーダは、当初はファミリーベーシックで作ったデータを記録するものでしたが、他のソフトをプレイする際にも利用されました。
ファミリーベーシックの付属キーボードを経由してファミコン本体に接続することで、自作ステージデータやセーブデータを記録することができました。
この機能に対応したソフトは「ロードランナー」、「ナッツ&ミルク」等があります。