
アイテム情報

■概要
1987年10月に発売された、『ファミコン3Dシステム』のツインファミコンバージョンです。「3Dシステム」自体がレアな周辺機器であるにも関わらず、それ以上に見かけない激レア周辺機器となっています。
黒い箱に差し色のオレンジは、ツインファミコンのカラーバリエーションを思わせるデザインとなっています。
パソコンの周辺機器のような高級感を漂わせる箱のデザインは、マニアにはたまらない雰囲気でしょう。
製品名称も「立体システム」へと変更され、お堅い印象を受けます。
「SHARP」の印字があるだけで高級感を感じられるので、ブランド力の大切さを教えてくれます。
87年10月当時のフライヤーによると、「立体スコープで大迫力」とのこと。
値段は6,000円と元の製品と変わらない値段で強気な価格設定です。

■トリビア
似たような事例として、セガとビクターが共同開発した『ワンダーメガ』には「セガ版」と「ビクター版」の二種類がありました。あちらは、仕様や付属品の違いがありましたが、このシャープ版『ツインファミコン立体システム』は通常の『3Dシステム』まったく差異がありません。
専用のアタッチメントがあるわけでもなく、通常の『3Dシステム』を『ツインファミコン』で使用できますし、逆も然りです。
数少ない違いは、箱以外だと本体の印字が一部違います。
アダプター部分の「nintedo」ロゴが「SHARP」になっていることと「スコープ」が「立体スコープ」に名称変更されています。
またゴーグル本体の印字は、正面ではなく右横に移動しています。
ちなみに、本製品の発売当初「ツインファミコンユーザー」を対象とした"お年玉キャラ"なる懸賞が企画されていました。
合計10,000名に何かがプレゼントされたようですが、「何がもらえたのか」、『ツインファミコン立体システム』も対象だったのか謎に包まれています。
当時の情報をお持ちの方は是非弊社へご連絡ください。










