ファミリーコンピュータ『ギャラクシアン（ハードケース）』

「ギャラクシアン」は、1984年9月7日にナムコから発売されたファミリーコンピュータ用固定画面シューティングゲームです……と、いまさら説明するのが恥ずかしいほどの有名タイトルですね。

1979年10月に稼働を開始したアーケード版「ギャラクシアン」は、日本初のスプライトを使用したシューティングゲームであり、そのファミコン移植はナムコットブランドによるファミコン参入第1弾タイトルという栄誉あるレジェンド作品です。

ここから続々とナムコのファミコンゲームがリリースされていき、ファミリーコンピュータひいては任天堂が大きく飛躍する原動力になったといっても過言ではないでしょう。

初期のナムコットタイトルは「ギャラクシアン」から「スカイキッド」までの18作品がカセットを紙製ケースに入れて販売されました。
第19作「スーパーゼビウス・ガンプの謎」からはプラスチック製のハードケース仕様となり、第83作「ファミスタ'94」に至るまでリリースされました。

そして、初期タイトルのうち「ギャラクシアン」「パックマン」「マッピー」「ギャラガ」「ディグダグ」の5タイトルは後に再販され、ハードケース仕様が存在します。
意外なことに第3作「ゼビウス」のハードケース版は再販されませんでした。

この再販版はゲーム自体はまったく同じものなのですが、パッケージ以外の変更点として「カセットのナンバリングがない」「カセット用ラベルシール付属」「取扱説明書が折りたたみ式」といった違いが見られます。

また説明書に書かれた文章も使いまわしではなく、新規に書かれたものとなっています。
このこだわりがコレクター欲を刺激してくれますね。

なお、ここに書かれた買取金額は“ハードケース使用の再販版「ギャラクシアン」”のものとなりますので、お間違えなきようご確認ください。