
アイテム情報

■発売日
1995年9月1日
■概要
『ファーレンハイト』は、1995年9月1日にセガ・エンタープライゼスから発売されたメガCD用インタラクティブムービーゲームです。
プレイヤーは架空の消防署に配属された新人消防士となり、炎に包まれた建物へ突入して逃げ遅れた人々の救出と消火活動を行います。
ゲーム全編が一人称視点の実写映像で展開し、画面の指示に従って瞬時に方向キーやボタンを入力しながら火災現場を突き進んでいく緊張感あふれるアクションアドベンチャーとなっています。
■システムについて
CD-ROMの特性である大容量を活用した実写ムービーのメガCDオリジナルタイトルです。
主観カメラによる実写映像と『タイムギャル』などに代表されるレーザーディスクゲームで用いられた瞬時の選択入力システムの組み合わせは、あたかも自分が本当の火災現場にいるかのようなリアリティと没入感を実現しました。
全編どこを見ても火の海だらけで本当に息が詰まるようなド迫力です。これは撮影だけでも相当大変だったことでしょう。

■開発会社
開発はセガ・オブ・アメリカが担当しています。
同社は当時、フルモーションビデオゲーム制作のためにセガマルチメディアスタジオを設立して研究を重ねていたところでした。
しかし、SEGA CD(海外版メガCD)自体が短命だったことから、活躍するチャンスがなかったようです。
こうした実写映像を用いたゲームは下火になったかに見えますが、昨今は実写美女が多数登場するアドベンチャーゲームが"テキストを読みたくない層"を中心に静かに盛り上がっているため、ある意味時代が追いついたのかもしれません。
■トリビア:幻のSEGA CD 32X版
本作は日本ではメガCD専用タイトルですが、アメリカではSEGA CDとGenesis 32X(スーパー32X)とを合体させて使用するモンスターマシン“SEGA CD 32X”対応版が同梱の形でリリースされました。
というより、元々SEGA CD 32Xの方が本命でSEGA CD版の方はオマケという扱いだったようです。
違いとしては、SEGA CD 32X版の方がより高画質となっています。
残念ながら、日本においてSEGA CD 32X専用タイトルは一本も発売されぬまま終わっています。
例えば『ナイトトラップ』は1993年にメガCDでも発売されましたが、1995年リリースのSEGA CD 32X版は日本未発売です。








