
アイテム情報

■発売日
2020年3月19日
■概要
『PCエンジン mini』は、2020年3月19日にコナミから発売された復刻ゲーム機です。
オリジナルの筐体から約85%サイズへと縮小されつつ、入出力端子はUSB電源とHDMI出力へと現代化。
一方で、付属のコントローラーは当時の操作感を損なわない「原寸大」を維持しており、USB接続にも対応しています。
特筆すべきは、日本版「PCエンジン」34タイトルに加え、海外版「TurboGrafx-16」24タイトル(一部重複あり)を同時収録した、計58タイトルという圧倒的なボリュームです。『メガドライブmini』でも実績のある、開発はエムツー(M2)が担当。CD-ROM2の読み込み音まで忠実に再現するこだわりようは、まさに開発陣の「愛の結晶」といえるでしょう。
また、バージョン違いとして、連射機能付きパッドを同梱した『PC Engine CoreGrafx mini』や、収録ソフトが一部異なる海外仕様の『TurboGrafx-16 mini』も存在します。
今からPCエンジンを楽しみたいという方に、最もおすすめできる最高の復刻版です。

■収録ソフトについて
収録ラインナップは、初期のHuCARDから後期のSUPER CD-ROM2まで、ハードの歴史を鮮やかに網羅しています。
特にCD-ROM2のソフトは実機でのプレイ環境を整えるハードルが高いため、本機で気軽に遊べるようになった点は大きなメリットです。
- 『天外魔境II 卍MARU』:圧倒的なボリュームで描かれる和風RPGの金字塔。これ一作が入っているだけで「miniを買う価値がある」とまで言わしめた超大作です。
- 『銀河婦警伝説サファイア』:アーケードカード専用だった美少女STG。PCエンジン屈指のレアソフトとして名高い本作を手軽にプレイできる恩恵は、非常に大きいものがあります。
- 『ときめきメモリアル』:「恋愛シミュレーション」というジャンルを確立した伝説のタイトル。多色スプライトで表現の限界に挑んだグラフィックが、HDMIによる鮮明な画面で蘇ります。
- 『スナッチャー』:小島秀夫監督によるサイバーパンク・アドベンチャー。当時のままの豪華声優陣による重厚なボイス演出は、今聴いても全く色あせません。

■トリビア
実は復刻にあたって、本体やコントローラーに存在した"NEC"の刻印は削除されています。
当時遊んでいたプレイヤーからすると「何かが足りない」と感じるかもしれません。
また、特定のコマンドを入力することで、アーケード版に近いアレンジを加えた『グラディウス near Arcade』や『ファンタジーゾーン near Arcade』を収録。
エムツーの職人魂が詰まったリメイク版を楽しめます。
日本版とは一味違う『JJ & Jeff』(海外版カトちゃんケンちゃん)や『Blazing Lazers』(海外版ガンヘッド)など、マニアなら思わずニヤリとするラインナップも魅力。
同じゲームでも、言語やグラフィックが微妙に異なる「文化の差」を一画面で比較できる点は、資料的価値も非常に高いといえます。









