バーチャルボーイ『3D Tetris』

3d tetris
買取価格20,000円
メーカー任天堂
対応機種バーチャルボーイ
メディアROM

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アイテム情報

■発売日

1996年3月22日(日本未発売)

■概要

『3D TETRIS』は、1996年3月22日に任天堂からリリースされた3Dパズルゲームです
日本国内で発売された『V-Tetris』とは別作品で、海外限定で発売された3本のソフトの一つとなっています。

ワイヤーフレームで描かれたブロックを、直方体のフィールド内に積み上げていく「完全3次元パズル」を追求したゲームデザイン。
開発を担当したのは、『レッドアラーム』などでVBのハード性能を限界まで引き出したメーカー、T&Eソフトが担当しています。

国内ではまず見かけない希少性と、北米における最後のVBソフトという要素から、コレクターが最終目標に掲げる「幻のタイトル」となっています。

■ゲーム内容

その名の通り、従来のテトリスを三次元空間へと拡張した硬派なパズルです。
フィールドをブロックで埋めて消す「3-D TETRIS」(うめこみゲーム)のほか、指定された形状を組み上げる「PUZZLE」(パズル)、中心から対象形を作る「Center-fill」(対象)の3モードを搭載。

立体視を前提としたワイヤーフレーム描写により、奥行き方向のブロック配置を判別しながら進めるゲーム性は、VBのポテンシャルを最もストレートに表現しています。
しかし、難易度は非常に高く、空間把握能力をフル回転させる必要があるため、プレイヤーへの負荷が高い仕上がりです。

■幻の日本版

実は本作、日本国内でも『ポリゴブロック』という名称で、1996年2月にT&Eソフトから発売される予定でした。
しかし、1995年末に任天堂が早々にVBの国内撤退を決定。本作はマスターアップ直前、日の目を見ることなくお蔵入りとなってしまいました。

海外版としてリリースされた本作は、もし日本で発売されていたら…というファンの「もしも」を形にしたような存在です。
日本では当時のチラシやイベントのパンフレットなどに確認できる程度で、実物のソフトは北米版のみという、マニア心揺さぶるソフトとなっています。

■トリビア

テトリスの三次元バージョンは、1989年にアーケード・PC(Amiga他)でリリースされた『ブロックアウト』以来、驚異的な難易度で知られてきました。

テトリスの生みの親である「アレクセイ・パジトノフ」氏は、本作のような方式について「ブロックが隠れてしまう」と難色を示したエピソードがあるほどです。
ちなみに氏は、解決策として4つの壁面を利用して落下ブロックをわかりやすくする『Welltris』(ウェルトリス)を考案しています。

本作『3-D Tetris』は、氏の掲げた理想とは異なる進化を遂げましたが、VBの「立体視」を武器に、長年の課題だった「見えにくさ」を克服しようと試みた実験作といえます。

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