
アイテム情報

■発売日
2020年10月6日
■概要
『ゲームギアミクロ(ブラック)』は、M2が開発しセガから発売された携帯型の復刻ゲーム機です。
セガの創立60周年を記念して、かつて『キッズギア』を販売していた「セガトイズ」から発案され制作されました。
「ミクロ」と冠する通り、巨大だった本体はオリジナルから約40%縮小され、ポケットにしまえるほどの小型ボディとなっています。
サイズ感としては、プレイステーションの『ポケットステーション』やドリームキャストの『ビジュアルメモリ』に近いです。
白っぽく見づらかったSTN液晶も、3.2インチのコントラストが効いたくっきりした液晶へと変更。小さいながらも見やすいものが採用されています。
電力問題も解消しており、単三電池6本で3時間程度しか稼働しなかったのに対して、単4電池2本でほぼ同じ時間稼働する上、USB給電にも対応しています。
カラーバリエーションは、『ゲームギア』の標準カラーである「ブラック」と他3色が同時に発売され、収録タイトルも異なっています。
開発を担当したM2は、レトロゲームの移植に定評がある上、当時から『ゲームギア』のソフト開発をおこなっていた実績もあるため、非常に高いクオリティに仕上がっています。

■収録タイトル
「ブラック」は、セガやゲームギアを代表する定番タイトルを収録しており、まさに"オーソドックス"と呼ぶに相応しい機種です。
メガドライブからの移植で"Mr.セガ"こと『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』、対戦パズルゲームの金字塔『ぷよぷよ通』といった有名タイトルを網羅。
加えて、アーケードの興奮を手の中で再現した『アウトラン』、ゲームギアの底時からを感じる本格SRPG『ロイアルストーン 開かれし時の扉』の4本が収録されています。
高速アクションのソニックや、16章の大ボリュームのRPGは小型ハードでは難しそうに感じますが、M2の40代-50代のベテランスタッフがしっかりとテストプレイして問題がないことを確認したそうです。
『ぷよぷよ通』に関しては、ソースコード内にあった没データ「カーバンクルがまばたきするアニメーション」まで復活させている気合の入りようです。
始めて『ゲームギア』を遊んでみたい、あの頃の興奮を思い出したという方にピッタリのカラーリングと言えます。

■裏技について
『ぷよぷよ通』の起動中のデモ画面で、特定のボタンを同時押しするとぷよの形を変更できます。
オリジナル版では非常に複雑なコマンドでしたが、移植にあたって簡略化されているので手軽に試すことができます。
- カーバンクル&ナスグレイブ:1ボタン+スタート
- ファミコン版でもおなじみの人型:2ボタン+スタート









