
アイテム情報

■発売日
1993年9月13日
■概要
『モータルコンバット 神拳降臨伝説』は、アクレイムジャパンから発売された、2D格闘ゲームの移植版です。
92年にアーケードでリリースされ、"実写取り込み"かつ「海外の人が創造するちょっとズレたアジア感」を全面に押し出したインパクト絶大のゲームデザインが目を引きます。
「神」「ニンジャ」「ヤクザ」など、個性豊かなファイターが登場し、発売から30年以上たった現在でも新作や映画が製作されるほどの人気を誇ります。
本作を象徴するのは『究極神拳』(フェイタリティ)とよばれるトドメ技で、対戦相手に痛ましい末路を辿らせることができます。
「骨になるまで焼き尽くす」「脊椎ごと頭を引っこ抜く」など、残虐な演出は物議をかもし全米を震撼させました。
上記のぶっ飛んだゲームシステムと、"まったく忍ぶ気を感じない"水色と黄色のニンジャの活躍で多くのプレイヤーの心をつかんでいます。

■移植度について
本作は多数の移植版が存在しており、スーファミ、メガドラ、ゲームボーイ、パソコン、はてや電子ゲーム(ゲームウォッチのようなタイプ)まで登場しています。
どのバージョンも千差万別で、削られている部分はあるものの、アーケード版に近づける努力を感じます。
任天堂ハードだと検閲が入っており、出血をはじめ残虐描写が修正されてしまっていますが、セガハードは制限が緩い傾向にあります。
ゲームギア版は、その中でもかなりの優等生で「ヤクザ」の「カノウ」以外のキャラクターは全員実装されています。
フェイタリティもアーケード準拠で再現されており(裏技コマンドが必要)、当時のセガのキャッチコピー「Dose Nintendon't」(ニンテンドーにはできないぜ)もあながち間違ではないかも。
■裏技コマンドについて
3つ目のタイトル画面で「The word CODE...」と表示されている際に、2、1、2、下、上の順にボタンを押す。
成功すると音が鳴り、画面に「Now Entering Kombat」と点滅表示される。このコマンドで出血と残虐演出を楽しめる。










