メガドライブ『NBA JAM トーナメントエディション』

■発売日

1995年9月1日

■概要

「NBA JAM トーナメントエディション」は、1995年9月1日にアクレイムジャパンから発売されたスーパー32X用バスケットボールゲームです。

「NBA JAM」はアメリカのミッドウェイゲームズが開発したアーケードゲームです。全米プロバスケットボール協会（NBA）チーム所属の実在の選手が登場する2on2のバスケットボールゲームでありながら、誇張したアクション重視のゲーム性を盛り込み大ヒットしました。スーファミ、ゲームボーイ、メガドラ、メガCDに移植され日本でも発売されています。

その続編に当たるのが本作「NBA JAM トーナメントエディション」です。アーケードを皮切りにスーファミ、プレステ、メガドラ、サターンなどとともに32X版もリリースされました。当然各機種ごとにグラフィックとサウンドが違うのですがプレイ感覚としてはどれも頑張っており、所有するハードでプレイすれば十分楽しめます。

■アクレイムについて

「NBA JAM」シリーズと「モータルコンバット」シリーズ、「NFL Quarterback Club」シリーズなどでアクレイムエンターテインメントは成功を収めていきますが、2004年には一転ゲーム販売不振で破産に追い込まれます。2010年にはプレステ3やXbox360などで新生「NBA JAM」がリリースされていますが、発売元はかつてのライバルであったEA Sportsに切り替わってしまったことも時代の流れの残酷さを感じます。

■日本におけるバスケゲーム

欧米では常に注目を集めるバスケットボールゲームですが、日本では大当たりした試しがありません。加えて32Xという悲劇のハードでのリリースでしたから出荷本数は推して知るべしです。