
アイテム情報

■発売日
1993年
■概要
コントロールPAC(セガPAC)PAC-S1は、パイオニアが発売した、レーザーアクティブ用の周辺機器です。定価は39,000円でした。
数あるレーザーアクティブのPACの中で、もっとも人気のあった周辺機器だったといわれています。
レーザーアクティブで、『メガドライブ』および『メガCD』を遊ぶための追加ユニットで本体全面の「コントロールパック」スロットに差し込んで使用します。
コントローラポートは2つあり、『ファイティングパッド6B』に相当するコントローラーも付属しています。
ちなみに、エリアリージョン(地域制限)があり海外版メガドライブである『Sega Genesis』のソフトは動作しません。
動作させるためには、海外版の「PAC-S10」が別途必要になります。

■PACについて
レーザーアクティブの最大の独自性は、PAC(パック)と呼ばれる拡張ユニットシステムにあります。
PACを装着することで、本体の基本機能にゲーム機の機能が追加できます。
特に有名だったのが、セガの『メガドライブ』のゲームをプレイ可能にする「メガLD PAC(PAC-S1)」と、NECの『PCエンジン』のゲームをプレイ可能にする「LD-ROM2 PAC(PAC-N1)」です。
他にも、カラオケ機器用の「カラオケPAC(PAC-K1)」や、PCとシリアル接続を可能とする「パソコン接続用PAC(PAC-PC1)」などもあったようです。
これにより、ユーザーは一つの本体で、当時の人気ゲーム機二種類のライブラリと、LDの高画質ソフトを楽しむことができました。
PACシステムは、レーザーアクティブを単なるLDプレーヤーではなく、違う会社の複数のゲーム機の性質を持つ非常に珍しい機種となりました。










