メガドライブ『ワンダーメガM2』

ワンダーメガM2
買取価格60,000円
メーカービクター
対応機種メガドライブ
メディアROM/CD

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アイテム情報

■発売日

1993年7月2日

■概要

『ワンダーメガM2』(RG-M2)は、オーディオメーカーとして有名な日本ビクター(現・JVCケンウッド)とセガのコラボレーション製品の小型化モデルです。
定価は59,800円でした。

『ワンダーメガ』(RG-M1)の廉価版という位置図で、コスト削減を兼ねて仕様変更を施したモデルとなっています。
そのため、MIDIポートなどの拡張機能が削除されていますが、構造上できなかった『スーパー32X』への接続が可能となっています。

『メガドライブ』末期に発売されたこともあり、非常に数が少なくマニアも唸る珍品といえるでしょう。

■性能・仕様

基本的には『ワンダーメガ』と同様ですが、最大の特徴は専用の赤外線式「ワイヤレスコントローラー」になっている点です。
『メガドライブ2』に合わせて『ファイティングパッド6B』と同様に6ボタンへと変更されており、純正コントローラーとは異なる独特の見た目の十字キーになっています。

2Pで遊ぶ場合は、無線コントローラについている2P端子に差し込んで遊ぶこともできますが、無線の利点が活かしきれているかといわれると疑問です。
これにともない、コントローラーポートは背面に移動しており、有線コントローラーを使う場合は若干取り回しが悪いかもしれません。

『スーパー32X』の取り付けに関しても、CDの蓋が干渉してしまう構造上の問題があります。
当時ビクターに送付することで有料の「32bitアップグレードサービス」(5,000円)を受けることができました。
改造サービスを受けると、蓋が干渉しない特殊な造形になったものに差し替えられ『スーパー32X』を取り付けたままでもディスクが交換できるようになります。
※2013年まで対応していたようで、20年近くのロングサポートとなりました。

また、限定ソフトだった『ワンダーメガコレクション』は、残念ながら付属していません。

■トリビア

1994年の春には北米版として『X'eye』(エックスアイ)としてリリースされています。
こちらは、有線コントローラーのみ対応となっており、背面にあったコントローラーポートも正面に戻されています。

付属ソフトとしては、『メガCD』の実写ボクシングゲーム『プライズファイター』、100年近くの歴史を誇る挿絵つき百科事典『コンプトン百科事典』のデジタル版、そして、6曲の『カラオケトップヒットサンプラー』のCDが付属していました。

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