アイテム情報
■概要
『ジョイカードmk2』は、ハドソンから発売されたファミコン用の連射コントローラーです。
ファミコンを代表する、ポピュラーな連射コントローラーではないでしょうか？
初代ファミコンと同じデザインのコントローラーに、連射用のスイッチとハドソンのマスコットキャラクター「ハチ助」が描かれています。
シューティングゲームの盛り上げに一役買い、ハドソンを代表するヒット商品となりました。
■性能について
連射は2段階となっており、秒間8連射と15連射を切り替えることができます。
16連射ではない理由は、パーツの個体差によって16連射が出ないことがあったからだそうです。
元々、「高橋名人」が「練習の時くらい自動で連射したいなぁ」と、自作回路で楽をしていたことが始まりでした。
※実際パッケージにも、「高速モードばかり使うとヘタになるぞ！」と名人のありがたい言葉があります。
「高橋名人」はこれをきっかけに回路を勉強したという、「怠惰を求めて勤勉に行き着く」エピソードですね。
「連射をサボりたい」と、連射で名をはせた人がいうのは意外ですよね。
■トリビア
mk2と名を打っているのは、初代のジョイカードがMSX用のコントローラーとして発売されたからです。初代は『ATARI9pin』を使ったシンプルなコントローラで、連射機能もありませんでした。
『スーパーファミコン』以降に発売したものは、パッケージに『ボンバーマン』が描かれていることが多く、あの頃のハドソンの勢いをうかがい知れます。
