
アイテム情報

■発売日
1987年7月3日■概要
「ゾンビハンター」は、1987年7月3日にハイスコアメディアワークから発売されたファミリーコンピュータ用アクションロールプレイングゲームです。
火、水、土、風を司る4人の精霊に守られた都パルマ。ある時、土の精霊ドルゴが反乱を起こし、世界のエネルギーをコントロールするライフシーカーを奪い去ります。風の精霊エアリアルはドルゴを倒せる勇者ゼビを捜し出し、ライフシーカーを取り戻すよう地下迷宮へと向かわせたのです。

■誕生秘話
ハイスコアメディアワーク社が1986年から1990年にかけて発行していた総合ゲーム雑誌『ハイスコア』と氷菓メーカー・エスキモーがタッグを組み、アイスの販促キャンペーンとして企画されたゲームソフトが「ゾンビハンター」です。そのアイスの名前もズバリ「ゾンビハンター」で、食品に“ゾンビ”と付けても問題にならないくらいファミコンがブイブイ言わせていた時代を感じさせます。

■幻の”茶色カードリッジ”
その後「ゾンビハンター」一般販売がなされたのですが内容的には特に違いはないようです。ただ、通常は黒色のカセットであるはずの「ゾンビハンター」の中に、茶色のカセットが少数存在することが判明しマニア界隈はざわつきました。当初、茶色カセットはアイスの懸賞品版なのではとの見方もありましたが、確証は得られぬまま年月は過ぎ、2017年になってから開発者から茶色カセット版は自身が100本ほど手作りしたという情報がもたらされます。なかなか発送されてこないことに業を煮やしたユーザーからのクレームでやむなく開発者が手作りしたのが茶色カセットの真相だったのです。

■開発者について
その開発者こそが元ナムコ、当時ゲームスタジオに所属していた大森田不可止。プログラマである氏が畑違いの雑誌「ハイスコア」編集として働くことになった経緯と「ゾンビハンター」のエピソードがPosfieにまとめられてますので興味のある方は探してみてください。









