ファミリーコンピュータ『クロスファイヤー』

クロスファイヤー
買取価格12,000円
メーカー九娯貿易
対応機種ファミリーコンピュータ
メディアROM

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アイテム情報

クロスファイヤー 裏面

■発売日

1990年11月2日

クロスファイヤー

■ストーリー

クロスファイヤー」は、1990年11月2日に九娯貿易から発売されたファミリーコンピュータ用アクションゲームです。

199X年、某国の巨大秘密組織がアジアを中心6ヶ所の秘密基地を構え世界征服を企んでいるという情報がもたらされます。CIAは組織壊滅のための秘密作戦を敢行するもことごとく失敗。ついには切り札として特殊工作員エリックが基地壊滅の命を受け、戦場へと向かうのです。

クロスファイヤー ROM

■概要

各種武器アイテムを取得しながら苛烈な攻撃を仕掛けてくる敵基地を撃滅していくミリタリーアクションです。コナミの「グリーンベレー」「魂斗羅」の横スクロール面をイメージするとわかりやすいでしょうか。最初のうちは世界各国の軍事拠点といった雰囲気ですが、面が進むと仏像や大仏が弾を撃って攻撃してきたり、最終面ではちょっと未来風の兵器が登場するなど、単なる軍事組織ではない不気味さ持っているという演出がさりげなくてなかなか味を出しています、

販売の九娯貿易は、1987年にアメリカのテレビドラマ「AIRWOLF」(邦題:超音速攻撃ヘリ エアーウルフ)を原作とする横スクロールシューティングゲーム「エアーウルフ」をリリース。翌1988年にはファミコンへのアレンジ移植を行いました。さらにファミコン版「エアーウルフ2」を発表し期待を煽りますが、何らかの事情で企画は頓挫します。制作途中だった「エアーウルフ2」は、本作「クロスファイアー」へと名を変え蘇ったのです。本作のオープニング曲を聴くと“あの黒いヘリ”が頭をよぎるのはそのためです。

クロスファイヤー プレイ画面

■『エアーウルフ』へのこだわり

不屈の九娯貿易は、メガドライブで「スーパーエアーウルフ」を発売。横スクロールから縦スクロールシューティングへと変更したためバリバリの「究極タイガー」感が出てしまっていますが、途中に「戦場の狼」のような地上戦を挟むことでバランスを取りにいきます。メガドラパワーでグラフィックと音楽はいい感じなのですが、肝心の「エアーウルフ」らしさへのこだわりはイマイチです。それにしても何故、九娯貿易はこれほどまでにエアーウルフにこだわり続けたのか、非常に気になるところです。

 

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