2003年10月1日から2015年9月30日まで運営されていた任天堂のインターネット会員サービス、『クラブニンテンドー』。
ソフトや本体に付いている黄色のポイント用紙を集めることで、様々な非売品の景品と交換できました。
今回は、北海道旭川市のお客様より、Wii・DS世代の会員なら共感間違いなしのクラブニンテンドー限定グッズコレクションをお譲りいただきました。
思い出とともに、今となっては入手困難な貴重なアイテムをご紹介します。
クラブニンテンドー花札
任天堂の歴史を語る上では外せない製品『花札』のマリオバージョンです。
交換ポイントは400Pでした。(約ソフト13-14本分)
任天堂の花札製造の歴史は古く、なんと1889年(明治22年)に始まっています。
創業者の山内房治郎(やまうちふさじろう)が、賭場へ安価で高品質な花札を提供することで、一大ビジネスへと昇華させました。
ロングセラー商品である、ナポレオンの肖像が描かれた高級花札『大統領』をモチーフにしたパッケージで、キャラクターがマリオになっています。
雨の札である『小野道風』がピーチに、猪鹿蝶の『鹿』がワリオになるなど、細部までマリオキャラクターで彩られています。
新しさとなつかしさが融合した、任天堂らしい限定グッズではないでしょうか?
「Wiiリモコン」型テレビリモコン
衝撃的なコントローラーで世界を驚嘆させたゲーム機『Wii』のリモコンと同じスケールとデザインのテレビ用リモコンです。
年400P以上登録すると認定される最上級会員「プラチナ会員」の2005年の限定特典でした。
私個人の記憶では、『Wii』本体が発売される前に会員へ発送されており、一足先に操作感を確認できた思い出があります。
思わず友人に『ウチにもうWiiリモコンあるよ!』などと、無意味なマウントを取っていたという苦い記憶も蘇ります。
中身はベーシックな赤外線のリモコンで、家電量販店などで購入できた汎用リモコンとなんら機能に違いはありません。
そのため、Wii発売以降は『無駄に紛らわしいだけで特に意味のないもの』として、押し入れに封印される運命を辿った方も多かったのではないでしょうか。
その後、PSソフト『遊戯王真デュエルモンスターズ』を攻略する際に、『ポケットステーション』の赤外線要員として活躍することになったのはまた別の機会に。
オリジナルフェイスプレート「ファミコン IIコンバージョン」
ゲームボーイミクロで使用できる交換用パネルです。
交換ポイントは200Pでした。(約ソフト7-8本分)
ミクロは発売当時、ファッション性をかなり強調しており、パネル交換によってデザインをカスタマイズできることをセールスポイントにしていました。
しかし、いざ発売されてみると交換パネルはほとんど流通せず、限定グッズとしてごく少数存在するレアアイテムに。
デザインが違う本体も限られており『ファミコンモデル』、『ファイナルファンタジーIV』そして、海外限定モデルにとどまっています。
そのため、コレクターの間ではかなり需要が上がっており、『ファミコンIIコンバージョン』も例外ではありません。
ダミーながらもファミコンマイクのデザインがあしらわれている点は、当時のプレイヤーやレトロゲーマーにとってたまらない魅力です。
当時私は高ポイントのゲームソフトが欲しくてあきらめたのですが、今となっては「いいから交換しとけ!」と言いたくなるレベルに見かけないものになってしまいました…マンマミーア!!!
GC用オリジナルデザインコントローラ
今や20年以上のロングセラーとなっている、おなじみの『ゲームキューブ』ゲームキューブコントローラーの限定色バージョンです。
交換ポイントは500Pでした。(約ソフト17-18本分)
青白(クラブニンテンドーカラー)、赤青(マリオカラー)、緑青(ルイージ)、黄青(ワリオ)の4種類が存在します。
一口に青といっても、ゲームキューブの紫系ではなくスカイブルーを使用した特別感のあるデザインとなっています。
キャラクターカラーのモデルについても、オーバーオールをイメージしたジーンズブルーで非常にオシャレな仕上がりです。
※ちなみに、2Pキャラクターが好きだった私は「ルイージ」を交換しました。
現在でもゲームキューブのコントローラーは『大乱闘スマッシュブラザーズ』を中心に使用されているので需要が高くなっています。そのため、クラブニンテンドー系のアイテムの中でもかなりのレアアイテムとなっています。
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