神奈川県横浜市のお客様よりお譲りいただきました、香ばしい雰囲気漂う洋ゲーたち!
段ボール10箱近く物量だったので出張での対応となりました。
非常に珍しいタイトルが目白押しで、知らないタイトルも多かったので思わず身を引きそうになったり(笑)
洋ゲーマーとしては負けるわけにはいきませんので、注目したい名作をピックアップしてみました!
レミングス
『Amiga』を代表するタイトルで、数々の移植がなされたアクションパズルゲーム。
拡張ディスク(今でいうDLC)の『オー!ノーモア レミングス』もセットでバッチリありました!
救出対象のレミング達にさまざまな指令を与え、ステージに仕掛けられたアスレチックを乗り越えゴールを目指します。
与える指令は、穴を掘ったり、とうせんぼをしたりとシチュエーションに合わせて選択していきます。
中には、自爆するような残酷なものも…
大量のレミング達が一気にゴールになだれ込む様は、解いた際の快感をより大きくしてくれますよね!
難易度も複数から選択でき、面構成のバリエーション豊かで「やればやるほど」ハマれる要素が多い点が本作の人気の秘訣と思います。
そして、パズルの思考時間を心地よくしてくれるクラシックのアレンジBGMは非常にクオリティが高く、私も大好きです!
個人的なお気に入りは「Lemming1」、マイペースなレミング達の動きとピッタリな神曲です。
ちなみに、開発元DMA Games(現Rockstar North)は、後に『グランドセフトオート』を開発しています。
名作しか作れない、スゴいスタジオだ!
LOOM
幻想的な世界観と独創的なシステムが各所にみられる、ファンタジーアドベンチャーです。
PCの周辺機器として浸透し始めた頃のゲームで「ポイント&クリック」形式のアドベンチャーの草分け的存在でもあります。
主人公の魔法使いの少年「ボビン」が、魔法の「音階」を駆使して白鳥の謎や自分自身の出生を追うストーリーとなっています。
音楽と関連の深いゲームで、奥深い世界観を掘り下げるために、カセットテープに30分近い「ボイスドラマ」が付属している徹底ぶり。
楽曲もゲーム内容とかけており、チャイコフスキーの「白鳥の湖」が採用され幻想的な世界を引き立てます。
『スターウォーズ』の生みの親である、「ジョージ・ルーカス」氏の設立したルーカスアーツ(現ルーカスフィルムゲーム)の手掛けた作品ということもあり、グラフィック面も非常にハイクオリティ。今見てもクオリティの高いムービーシーン等色あせない良さがつまっています!
シド・マイヤーズ・シヴィライゼーション
フライトゲームやシミュレーションゲームを得意としていたマイクロプローズがリリースしたストラテジーゲームです。
シミュ好きなゲーマの中で絶大な人気を誇っている、『Civilization』シリーズの初代作品で2025年には最新作のVIIも発売されています。
世界各国の様々な文明の中から、お気に入りの指導者を選択して国を発展させていき複数ある勝利条件を目指して競争するというもの。
勝利条件は征服だけにとどまらず、宇宙開発による外宇宙への進出でも勝利できるので、単なる戦争ゲームにとどまらない点が評価されました。
後のシリーズになると、国際会議の主導者になったり、多くの世界遺産を保有するといった変わり種も増えています!
有名な話として、指導者のひとり「ガンジー」がバグの影響で「核攻撃」してくるという、「非暴力」とは正反対の眉唾物のエピソードがありました。
2020年に「シド・マイヤーズ」本人からバグの存在は否定されましたが、インパクト絶大のミームだったことから公式化。
V以降は、イースターエッグとして実際に「ガンジー」の核に関するステータスが非常に高く設定されています。
まさに、噓から出た実といったところでしょうか(笑)
RoboSport
『シムシティ』の開発でおなじみのMaxisが開発したターン制シミュレーションです。
ゲーム画面のマップチップを見ると、どことなくその系譜を感じます。
ゲーム内容はロボットのチームをマップ上に配置し、固有の装備や能力を活かして対戦するシステムです。
配置が命のゲームなので、熟練したプレイヤーとの対戦ではあっという間に負けてしまうシビアさがあります。
まさに、囲碁・将棋の次元…!
上記のモード以外にも、塁へタッチすることを目指す「野球モード」や敵地に捕まった捕虜を助け出す「人質救出モード」等、変則的な特殊ルールもありました。
ちなみに、本作とかなり似たシステムとコンセントを持つゲームに、アナログボードゲーム「RoboRally」があります。
マジック:ザ・ギャザリング(MTG)でおなじみのウィザーズ社から発売され、デザイナーはMTGを担当したガーフィールドです。
マップにロボットを配置して自動で移動する点や複数人で思考を巡らせるシステムは、まさにアナログ版の『RoboSport』のようです。
「RoboSport」の発売が1991年で、「RoboRally」が1995年発売です。因果関係は不明ですが、ひょっとするとガーフィールドは『Robosport』が好きだったのかも?
BEEPでは国内外に問わず、あらゆる年代のパソコンを買取募集中です。
身のまわりで眠っているパソコン、レトロゲーム機、ソフトの整理をお考えの際は、
お問い合わせ頂けますと幸いです。
買取に関するご質問やご相談、見積もりのご依頼も無料で承っております。
まずはお気軽にご連絡くださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。