任天堂のゲームボーイは1989年4月12日に初代が発売されました。コンパクト化したゲームボーイポケット、カラー液晶を搭載したゲームボーイカラー、ハードウェアの機能を大きくアップグレードしたゲームボーイアドバンスなど、シリーズを重ねてき、世界での累計販売台数は約2億台に及んだ携帯ゲーム機の代表格です。
販売地域によるカートリッジ形状の違いやプログラムによるプロテクトなどもなく、世界中で発売されているゲームを楽しめるため、現在でも多くの支持者がいます。
今回、群馬県伊勢崎市のお客様からお譲りいただいたコレクションには海外版のソフトが200本超あり、日本では発売されていない名作も多数含まれていました。
「PROBOTECTOR」「PROBOTECTOR 2」
コナミの人気アクションシリーズ『魂斗羅』は、ヨーロッパではタイトルだけでなく、主人公のデザインをロボットに変更してリリースされました(北米ではタイトル変更のみ)。コンパクトなステージ構成や使える装備のアレンジ(オミット)などはあるものの、『魂斗羅』らしい爽快なアクションはきちんとおさえてある良作です。
「RETURN OF THE NINJA」
ナツメがファミコンでリリースした『闇の仕事人 KAGE』の後継作になりますが、日本国内では販売されませんでした。発売が2001年とゲームボーイアドバンスの登場時期と近かったこともあり、後から評価が高まったタイプのゲームです。「流通量の少なさ」と「ゲームの面白さ」からプレミア化していて、復刻販売もされています。
「GRAND THEFT AUTO 2」
“裏社会を題材にしたゲームといえば『GTA』”と多くの人がイメージするであろう、あの『GTA』シリーズの第2弾です。この『GTA2』まではトップビューの2D画面だったため、ゲームボーイにも移植できたんですね。シリーズ中で唯一、近未来を舞台にしているのが特徴で、日本文化を意識したネタがわりと多くみられるため、ヘンテコな日本観を楽しめる人にはいっそう楽しめるゲームです。
「RAINBOW ISLANDS」
カラフルでポップなデザインと軽快なアクションで愛されているタイトーの『レインボーアイランド』のゲームボーイカラー版。国内販売はされませんでしたが、丁寧な移植で、ゲーム画面もかなりオリジナルに寄せたかわいらしさです(パッケージのイラストはちょっと不気味ですが…苦笑)。
「JET GRIND RADIO」
独特のグラフィックと世界観、そしてセンスあふれるサウンドでゲーマー以外にもファンの多いドリームキャストの『ジェットセットラジオ』のゲームボーイアドバンスにアレンジ移植したもの。クォータービューの2Dアクションになったものの、トリックやグラフィティといったゲームのポイントはきちんとあり、グラフィックやサウンドも巧妙にまとまっています。じつはこれも国内未発売タイトルです。
「Lilo & Stitch」
ディズニーのアニメ映画『リロ&スティッチ』をモチーフにしたアクションゲームです。開発者がメガドライブの『ガンスターヒーローズ』やネオジオの『メタルスラッグ』が大好きだとのことで、随所にそうした雰囲気の感じられる“ラン・アンド・ガン”スタイルに仕上がっています。ディズニー関連のゲームは日本でも多数リリースされていますが、これは不思議と国内版が出ませんでした。
『NINJA FIVE-O』
ハドソンが開発し、コナミが発売した忍者アクション…ですが、日本では未発売のタイトルです。忍者の子孫である刑事の主人公が犯罪組織に立ち向かうという、じつに海外ウケのよさそうな設定とワイヤーを使ったダイナミックなアクション、ほどよいボリューム感など、あらゆる部分でハイレベルにまとまっています。ただ、海外でも流通量は少なく、ゲームボーイアドバンスのソフトのなかでもとりわけプレミア度の高いソフトです。
BEEPではあらゆる年代のゲーム機本体・ゲームソフトを買取募集中です。
国内のものだけでなく、海外で販売されたものでも知識の豊富なスタッフがしっかり査定いたします。
箱や説明書のないソフトだけでも(場合によっては箱や説明書だけであっても)できるかぎりお値段をつけています。
買取に関するご質問やご相談、見積もりのご依頼も無料にて承っております。
まずはご連絡くださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。