カプコンが過去にリリースしたアーケードゲームをまとめて遊べる『カプコン アーケードスタジアム』。1981年から2001年までの間のタイトルのうち32本を収録したこのオムニバスソフトは、最初にNintendo Switchで発売され、PCにも展開しました。そのPC版のリリース時に、パソコンメーカーのMSIが開催したイベント「MSI×CAPCOM アーケードスタジアム」の賞品として制作されたのが今回お譲りいただいたアーケードジョイスティックです。
このアーケードジョイスティック、REC ROOM MASTERSが販売している製品のカスタムモデルで、最大4人まで同時にゲームプレイができる仕様になっており、パネルも『カプコン アーケードスタジアム』のイラストをあしらった特別バージョンになります。MSIのキャンペーン告知サイトを確認すると、2名にプレゼントされたものでイベント限定アイテム（非売品）です。メーカー用サンプルとしてもう何台かは存在するかもしれませんが、個人が所有できるものとしてはおそらく世界に2台しかないでしょう。
1プレイヤーと2プレイヤーのジョイスティック部分は、1レバー+8ボタンで、『ストリートファイターII』のような対戦格闘ゲームにも対応した仕様です。
3プレイヤーと4プレイヤーのジョイスティック部分は、1レバー+4ボタン。『パワードギア』や『キャプテンコマンドー』のような3人～4人同時プレイのゲームでは使用するボタン数が多くないため、すっきりとまとめてあります。
取扱説明書はコピー用紙にプリンター印刷されたごく簡素なつくりです。プレゼントの対象地域が全世界だったことに加え、REC ROOM MASTERSが海外メーカーのため、テキストはすべて英語になっています。USBコントローラーなので、使うときに難しい接続や設定はありませんが「うまく使いこなせるかな…？」と、ちょっと心配になります（苦笑）。
『魔界村』『ファイナルファイト』や『ストリートファイターII』といった、カプコンのヒット作だけでなく、『セクションZ』や『闘いの挽歌』など、シブいタイトルもしっかり目立つようになっているのも、往年のカプコンファンには嬉しいところ。これらのタイトルを知らない人にも興味をもつキッカケになりそうで、心憎いですよね。
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