スーパーカセットビジョンとソフト10本を買取致しました

本日は埼玉県熊谷市のお客様からスーパーカセットビジョン本体(箱説付)とゲームソフト10本を宅配買取にてお譲り頂きました。ソフトの方はナムコがスーパーカセットビジョン(以下スパカセ)末期に発売したマッピーにポールポジションII、そしてドラゴンスレイヤー(初代)からエポックのオリジナルアクションやシューティング、スポーツ物まで幅広くございました。

折角の買取ですので本日のブログはこのスパカセソフトの一部をご紹介します。

ドラゴンスレイヤー

前代未聞麻薬的爽快遊戯な一本です。初代ドラゴンスレイヤーの移植は家庭用機ですとGB版(同じエポックが出していましたね)とSS版位と思うとかなり貴重な移植ではないでしょうか。デモ画面では88版で流れたステージ開始曲が延々と流れるのがポイントです。スパカセならではの音色で流れるとこれはこれで味わい深い物がありますね。それと十字架の性質を見るにVer.2.0の移植だと思います。

ドラスレは電池でバックアップを取るシステムになっている故に電池の入れっぱなしで大変な事になったり、魔法用のオーバーレイが存在したりするので完品で状態の良い物は中々揃わずコレクター泣かせな一品です。

比べてみますとこんなにもサイズが違うんですね。

マッピー

ナムコ黄金期の傑作、ご存知マッピーです。MSX版は4階建てだったり、MZ-700版がPCG抜きだと驚きのグラフィックで作られていたりと移植の話題には事欠かないマッピーですが、このスパカセ版は概ね良く出来ていると思います。ただ単音なのでちょっと悲しい気持ちになりますね。OPの追いかけっこシーンが無いのがちょっと残念。(ボーナスステージはありました)

ポールポジションII

今振り返りますと国内ではプレステで出たナムコミュージアムまで出ていなかったんじゃないかと思うポールポジションIIの移植です。(調べた所ATARI 7800では出ているっぽいです。)「予選スタートです」と喋るのと看板がナムコとエポック、そしてNECなのが大きな特徴ではないでしょうか。操作性がかなり悪く、練習コースですら何度も爆死するので上級者向けな一本。

マイナー2049

外国人が好きで好きで仕方がない一本。当時のパソコンゲーム雑誌では割と大々的に宣伝していた事もあり、知名度は中々の物だと思います。(コンプティーク社が「ニポンのミナサマ、コニーチワ」に近いキャッチで広告を出していたのが未だに印象に残っています。)ドンキーコングとクラッシュローラーを足して2で割った感じの内容で、全ての道を水色へと踏んで変色させればステージクリアです。そこら辺にあるスコップなどを取ると敵を体当たりで倒せるのですが、どうにもパワーアップアイテムが多すぎて後半は敵がいなくなります。

説明書によると舞台は西暦2049年で主人公はカナダ騎馬警察隊員のバウンティ・ボブ、敵は放射能汚染されたミュータントと色々と考えさせられる物になっています。

エレベーターファイト

タイトルがエレベーターアクションのパクリっぽくて不安になりますがエポックオリジナルの中では屈指の出来です。内容としてはほぼそのまんまエレベーターアクションなのですが元が良いだけに結構遊べます。最後は敵の中枢基地の左右にあるメカを破壊するとクリアなのですが、地上から攻め地下へ地下へと進んでいったのに、最後は画面下へと脱出しているのが気になっちゃいます。

マニュアルによるとプレイヤーは特殊工作隊の若き宇宙戦士アーリン、敵の名前は銀河連邦で反乱を企てているガーシム軍団だそうです。全体的に親切な出来になっているのでスパカセを入手された際には完品で買うといいんじゃないでしょうか。

BEEPではスーパーカセットビジョンは勿論、ぴゅう太やソードm5、PV-1000/2000などのマニアックハードを引き続き買取しております。ご整理の際には是非弊店にご相談下さい。

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