ここだけの話なのですが、BEEPの買取ブログを担当していると定期的に脳内で聞こえる声があるんですよね。
それすなわち「セガサターン、(紹介)シロ!!」という熱血胴着の男の姿が思い浮かぶ魂の叫びです!(笑)
ということで、今回はセガサターン(SS)の名作タイトル達を茨城県水戸市のお客様よりまとめてお譲りいただきましたのでご紹介いたします!
電脳戦機バーチャロン
1996年1月にセガのアーケード用基板「MODEL2B」で稼働を開始し、当時のゲームセンターを熱狂させた3Dロボット対戦格闘ゲームのサターン移植版です。
操縦かんを模した2本のスロットルレバーを使った直感的かつ自在な操作システムと、『ガンダム』シリーズなどでもおなじみの「カトキハジメ」氏が手掛ける洗練されたメカニックデザインが見事に融合し、爆発的なヒットを記録しました。
サターン版では、アーケード同様の手触りを再現できるよう専用コントローラー『ツインスティック』が同時期に発売。
ステージの制限やグラフィックのダウングレードこそあったものの、家庭でしっかりと2人対戦を実現させ、当時のゲーセン勢やセガユーザーを歓喜させました。
ちなみに、セガのレトロゲームがミニゲームとして遊べる『龍が如く』シリーズの『龍が如く 極2』にはアーケード版が収録されており、Switchなどの最新ハード環境でも気軽に楽しむことができます。
とはいえ、アーケードやサターン実機でツインスティックを握りしめる臨場感はやはり別格。機会があればぜひ実機でも体験していただきたい名作です!
Dの食卓
1995年7月28日にサターンでリリースされた3Dホラーアドベンチャーの金字塔『Dの食卓』です。
もともとは次世代機戦争の初期にプレイステーションやセガサターンとシェアを争ったマルチメディア機「3DO」で発売されて大ヒットを記録し、その約3か月後に満を持してサターンへと移植されました。
テキスト表示はほとんどなく、当時としては最高峰の大容量・高画質CGムービーで描かれる世界観はまさに「遊ぶ映画(インタラクティブムービー)」。
ムービーゲームというジャンルにおける一つの到達点として、今なお語り継がれる名作となりました。
セガサターンのホラーゲームといえば、開発を手掛けたワープの「飯野賢治」氏による敵が見えないホラーゲーム『エネミー・ゼロ』も非常に有名ですね。
あちらとドリームキャストの『D2』を合わせて、主人公の名前から「ローラ三部作」(同名の別人)とも呼ばれています。
なお、本作のパブリッシングを務めたのは、『モータルコンバット』など数々の洋ゲーを日本に持ち込んだ「アクレイムジャパン」。
パッケージにあのロゴが入るだけで一気に海外ゲームっぽい雰囲気が醸し出されるのは、元が3DO作品という出自だけではない独特の味わいがあるからなのかも。
新世紀エヴァンゲリオン
1996年3月1日に発売された、社会現象に発展したTVアニメ『エヴァ』を題材にした初のアドベンチャーゲームです。
ゲーム作品としてはのちの『鋼鉄のガールフレンド』が有名ですが、実は本作こそがエヴァンゲリオン史上初のゲーム化作品となります。
サターンの動画再生能力を存分に活かしたアニメパートがふんだんに挿入されるムービーADVとなっており、メカニックデザインには本編と同じく「山下いくと」氏が参画。
脚本もTVシリーズを手掛けた「山口宏」氏が担当し、プレイヤーの選択によって展開が変わるマルチエンディングを採用しています。
TVアニメ放映中に開発・発売されたこともあり、キャラクターの呼び方に後の設定と異なる部分があるなど、どことなく違和感があるのが特徴です。
これは山口氏自身がTVアニメの制作と並行して脚本を執筆していたため、当時のフィーリング頼りな設定が影響し齟齬が生じたと語られています。
とはいえ、オリジナルスタッフ陣の手腕とサターンのポテンシャルを見事に活かした出来映えは高く評価され、当時はアニメ本編のハードな展開に衝撃を受けたファンの「心の拠り所」としても親しまれた名作です。
森高千里 渡良瀬橋/ララサンシャイン
1997年9月11日に発売された、歌手・アイドルとして絶大な人気を誇った「森高千里」氏をフィーチャーした音楽MV中心のムービー作品です。
CD-ROMという大容量媒体が「マルチメディア機」としての新しい可能性を模索していた、90年代半ばならではの時代の産物ともいえるタイトルです。
ちょっとしたミニゲームを除けばゲーム要素はほとんどなく、映像鑑賞に特化した作りになっています。
本作の大きな見どころは、サターンのマイナー周辺機器であるMPEG再生カード「ツインオペレーター」に対応している点です。
ツインオペレーター対応ソフトは判明している限りでも20本にも満たないため、サターンマニア的にも見逃せない一本と言えます。
余談ですが、本作は「世界一売れなかったゲーム機」としても知られるバンダイの「ピピンアットマーク(Apple Pipin)」版も存在しており、あちらはBEEPの買取現場でも滅多に見かけることのない超レアソフトとなっています……!
まとめ
BEEPでは、ソフトはもちろんのこと今回ご紹介した『ツインスティック』のような定番周辺機器や、『ツインオペレーター』や、電話回線を用いたオンライン通信アダプタ『XBAND(エックスバンド)』といったマイナー・マニアックな周辺機器の買取も大歓迎です!
レトロゲームソフトや本体はもちろん、関連周辺機器や各種コントローラー、当時の販促物やグッズ類まで、知識豊富なスタッフが1点1点丁寧に査定いたします。
ご自宅に眠っているコレクションのご整理をお考えの際は、ぜひBEEPまでお気軽にご相談ください!










