1989年に登場した「ゲームボーイ」は、携帯用ゲーム機を大衆へ一気に広めた偉大なるレジェンドハードです。
乾電池で駆動する手軽さとどこでも遊べる利便性は、当時の子どもたちのライフスタイルを一変させました。
“モノクロ画面”という制約のなかで、開発者たちが純粋な楽しさを追求し、数々の名作を生み出した時代でもあります。
今回は埼玉県さいたま市のお客様から、初期GB時代を象徴する名作ソフトを多数お譲りいただきました。
今なお色褪せない魅力を放つ、任天堂の原点ともいえる4作品を振り返ります。
スーパーマリオランド
1989年4月21日、本体と同時発売(ローンチタイトル)された「マリオ」シリーズの一本です。
実在のエジプトや中国をモチーフにした「サラサランド」を舞台に、「宇宙怪人タタンガ」にさらわれた「デイジー姫」を救う物語が展開されます。
本作で「デイジー」が生まれた理由は、ヒロインの「ピーチ」という名前が海外では性的な意味に取られてしまうことから、代打として誕生した経緯があります。
※実際「ピーチ姫」は、海外で長きにわたって「Princess Toadstool」(単に姫、毒キノコ姫など)と呼ばれていました。
壁を跳ね返る弾を放つパワーアップ形態「スーパーボールマリオ」や、潜水艦・飛行機で進むシューティングステージなど、本作独自のシステムが数多く盛り込まれました。
BGMは、のちにアニメ『ポケットモンスター』の楽曲を数多く手掛ける「田中宏和」氏が担当しています。
キョンシーやスフィンクスといった少し不気味な敵キャラクターや、スター獲得時のBGMが「天国と地獄」である点など、シリーズのなかでも異彩を放つ独特の雰囲気がファンの記憶に刻まれています。
役満
『スーパーマリオランド』と同じく、本体と同時に発売された本格麻雀ゲームです。
開発は『ファイアーエムブレム』シリーズでおなじみのインテリジェントシステムズが担当しました。
本作は、子どもだけでなく大人も携帯機で遊ぶきっかけとなった先駆者的タイトルです。
シンプルで視認性の高い牌のデザインにより、小さなモノクロ画面でも快適なプレイ環境を実現しています。
最大の功績は、通信ケーブルを用いた二人対戦を可能にした点でしょう。
画面が独立している携帯機の特性は、手の内を隠す麻雀と極めて相性が良く、非常に画期的な試みでした。
ルール設定も「アリアリ・ナシナシ」を選択できるなど細かく、初心者から熟練者まで満足できる仕上がりです。
※パッケージの「ヤクマンセンニン」の手牌が15枚(多牌で反則)あるのは、ファンの間では有名な語り草ですね。
ゲームボーイギャラリー
1997年2月1日に発売された、『ゲーム&ウオッチ』を題材としたミニゲーム集です。
1980年代に一世を風靡した同社の「ゲーム&ウオッチ」の人気タイトルを、ゲームボーイ向けに復刻リメイクした作品です。
シルバースクリーンで発売した「ファイア」(1980)を始め、「オクトパス」(1981)「オイルパニック」(1982)「マンホール」(1983)の4本が収録されています。
当時のままの姿で遊べる「むかし」モードに加えて、操作キャラをマリオたちに変更しリメイクされた「いま」モードもあるため、1タイトルで2度楽しめます。
単純なルールながら、徐々にスピードが上がる緊張感は据置き。簡単そうに見えますが、かなりの集中力を要します。
一定スコアごとに獲得できる「☆」をコンプリートするには、各モードで1000点以上を叩き出す必要があり、全クリアは至難の業。
のちにシリーズ4作目(海外版含む)まで続く人気タイトルとなりました。
星のカービィ2
1995年3月21日に発売された「カービィ」シリーズ第3弾です。ファミコンから再びゲームボーイへ舞台を戻し登場しました。
最大の特徴は、陸・海・空と得意分野が異なる3体の仲間(リック・カイン・クー)と一緒に冒険できる点です。
コピー能力と仲間の特性を組み合わせることで、多彩な合体アクションが可能になりました。
隠された「虹のしずく」をすべて集めることで真のボスに挑めるなど、携帯機とは思えないボリュームを誇ります。
本作は名物ディレクター「桜井政博」氏ではなく、「下村真一」氏がディレクションを担当。
のちに『星のカービィ3』や『64』でも監督を務める下村氏による、手応えのあるマップ構成と可愛らしい世界観の融合が光る傑作です。
今回ご紹介したような初期ソフトや周辺機器のコレクションは、レトロゲーム市場で再び大きな注目を集めています。
BEEPでは、GBソフト全般から希少な限定版、当時の攻略本に至るまで、専門スタッフが一点ずつ丁寧に査定いたします。特に外箱や説明書が揃った完品状態であれば、その希少価値を最大限に評価し、適正な価格をご提示いたします。
液晶が劣化している本体や、ソフトのみの状態でも問題ありません。大切な思い出の詰まったコレクションを次世代へ繋ぐお手伝いをさせていただきます。
「昔のゲームを整理したい」「価値を知りたい」という方は、ぜひお気軽にBEEPまでお問い合わせください!









