80年代、秋葉原で海外メーカーのパソコンの輸入販売をしていた「DOS/Vパラダイス」。
2003年にドスパラと商号を改め、現在も秋葉原の老舗PCメーカーの1つとなっています。
日本におけるBTO(組み立てパソコン)のメーカーといえば、『ツクモ電気』や『マウスコンピューター』と合わせて有名ですよね。
そんなドスパラのBTOゲーミングPC『GALLERIA』(ガレリア)を、東京都杉並区のお客様よりお譲りいただきましたのでご紹介したいと思います。
『GALLERIA』とは
『GALLERIA』は、2004年から発売されている『ドスパラ』のゲーミングPCブランドです。
当時のPCゲームと言えば、2002年にPC版がリリースされたMMORPG『FF11』が大流行しており、高性能なPCパーツがコアゲーマー以外にも高まりだした時期でした。
HDDが一般普及し始め、長きにわたって愛される接続規格「PCI Express」やDDR2のメモリも登場、パーツの種類も充実していきます。
おなじみのグラフィックボード、NVIDIAの「GeForce」やATI(現AMD)の「Radeon」といったメーカーの選択肢もありました。
そのため、ドスパラにも「どんなPCを買えばプレイできるか」という問い合わせが殺到していたようです。
この需要を満たすために、いっそ「これを買えばすぐに楽しめる」という推奨モデルを作りました。
今回のマシン
今回お譲りいただいたPCは、2020年7月ごろにリニューアルして登場したモデルの『GALLERIA』です。
価格は、約20万円スタートで使用用途やゲームのスペックに応じて自由にカスタマイズできます。
リニューアルに際して、ケースデザインも新調。スチール製のケース(SKケース)を採用しています。
サイズは「ミドルタワー」と「ミニタワー」の2種類あり、ゲーミングらしくメタリックブラックとブルーLEDがカッコイイ筐体となっています。
本体左の天板は、スケルトン仕様になっており各社発光ギミック(ASUS AuraSync等)を使用しても”映える”こと間違いなしですね!
マザーボードは、ATX規格の「ASUS PRIME」、OSのストレージは「M.2規格SSD」なので立ち上げもサクサクですね。
スペック
肝心のスペックについては、CPUが「Ryzen 5 4500」と2025年現在のゲーミングPCとしてはキビシメ。
登場当時はともかく、OBSでの録画や配信をしながらのゲームは、フレームレートが落ち込んでしまうかもしれません。
※ここ数年頭打ちなイメージがありますが、こうしてみると年々スペックが上がっているのがわかります。
その分消費電力は低いので、”つけっぱなし”にしていても通常のゲーミングPCよりは電気代はかかりにくいという点はいいですね。
最近は省電力化もすすんでいるので、「電子レンジを常時使用しているようなもの」と比喩されたのは昔話になりつつあります(笑)
グラフィックボードの「GeForce RTX 4060」は、「ミドルレンジ」クラスのGPUなので、通常設定でボイスチャットをしながら遊ぶ程度には問題ないでしょう。
メモリもたっぷり、32GB(16GB×2)あるので、ブラウザのタブを大量に開いていても大丈夫な程度には普段使いで困ることはなさそうです。
「これからゲーミングPCで遊ぶぞ!」くらいの入門編としては悪くないですが、動画編集や配信等、競技的に遊ぶならもう一声といった感じです。
私もかれこれ十数年前、右も左もわからない状況からBTOでゲーミングPCデビューしたのであの頃の気持ちが蘇るような買取でした!
『X68000』や『MSX』といった、レトロPCを得意としている弊社ですが、最新の『ゲーミングPC』も買取しております。
買い替えシーズンなどでPC新調の際も、ぜひ弊社をご検討いただければと思います。
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