【出張買取】日本ファルコム44年の歴史がガッツリ詰まったコレクションをお譲りいただきました

         

大量の買取を承る際、同じゲーム機でコレクションが固まっていることは多いのですが、全てが一つのメーカーという事例はなかなかありません。

今回、ほぼ全てが「日本ファルコム」という、マニアの魂がダイレクトに伝わってくるコレクションをお譲りいただきました。

東京都中央区に眠っていた、ファルコム44年分のレガシー。
語っても語りつくせないほどのアイテムの数々の中から、特に印象的なものをピックアップしてご紹介します。
ゴー・ファイ!(スター・トレーダーのBGMを添えて)

英雄伝説 ガガーブトリロジー

1994年にPC-98で登場した『英雄伝説』シリーズの新たな3部作。色を冠したタイトルが印象的なシリーズです。
今回お譲りいただいたのは、1999年にWindows版として移植された豪華限定版。サウンドトラックやファンディスク、設定資料が同梱されていました。

移植にあたり、ゲームディスクもフロッピーディスクからCDやDVDに変更されています。
たとえば『白き魔女』は、3.5インチフロッピー12枚からCD2枚へと大幅にシェイプアップ。
インストールの際に何十枚ものディスクを交換しなくてはならなかった当時の苦労は、若い人からすれば想像もつかないかもしれませんね(笑)

「ガガーブ暦」という架空の暦が使われる世界を舞台に、少年少女たちが冒険を繰り広げる本作。
フィールドからシームレスに戦闘へ移行し、リアルタイムで戦うRTS(リアルタイムストラテジー)的な要素は、当時としては画期的なシステムでした。
PCのスペック向上によってグラフィックや演出が大幅に強化され、過去作以上にシナリオが重視されたことで多くのファンを獲得した作品です。

元は『ドラゴンスレイヤー』シリーズから派生した作品ですが、本格的に差別化され始めたシリーズの転換点となった名作といえるでしょう。

英雄伝説VI 空の軌跡

現在のファルコムの主力タイトル『軌跡』シリーズの記念すべき第一作です。
シリーズの主人公であり、ゲスト出演でも頻繁に登場する遊撃士のコンビ、エステルとヨシュアの冒険のはじまりの物語でもあります。

本作は『ガガーブ』のシナリオに魅了されてファルコムに入社したスタッフたちが中心となり制作されました。
ファルコムとしては初の3Dマップが登場し、従来のドット絵も活かしつつ、ハイブリッドな仕上がりで高い評価を得ています。
この頃のファルコムは、『ぐるみん』でも本格的に2Dから3Dへの挑戦を始めた時期でしたね。

2025年9月19日には、フルリメイク版である『空の軌跡 the 1st』がリリースされます。
3DのアクションRPGへと生まれ変わり、これからも目の離せないシリーズとなりそうです。
私も早く遊びたいです!

ファルコムといえばやっぱり音楽

ファルコムといえば、胸が熱くなるような名曲の数々です。
その音楽の質の高さからファンも多く、かく言う私も大好きです。
同社は「音源フリー宣言」をしているため、YouTubeなどの動画サイトでBGMとして耳にする機会も多く、知らず知らずのうちに聴いたことがある曲も多いのではないでしょうか。

当時から数多くのサウンドトラックをリリースしており、同じ作品でも複数のCDが存在します。
「全部同じじゃないですか~!」と言いたくなりますが、MIDIバージョンだったり、アレンジバージョンだったりと、細かな違いがあるのがファルコムらしいところです。

個人的なイチオシは『ソーサリアン』のMIDIバージョン。RolandのMIDI音源を実機に接続して、ぜひとも聴いてみたい名盤です。

例えば『イース2』には、内容が同じでも88年版の「CGM版」と93年版の「ファルコムレーベル版」の2種類が存在し、社名ロゴやCDの表面の印字に違いが見られます。

それにしても、古代祐三氏の「TO MAKE THE END OF BATTLE」(アドル砲の曲)は最高の名曲ですよね。ゲーム音楽のランキング投票でも何度も上位にランクインしています。
本CDがかなりの売上を記録したことから「ファルコムレーベル」が誕生したきっかけになったともいわれ、この曲を含めて当時から非常に高い評価を得ていたことがうかがえます。

体験版や設定資料集も盛り沢山

ゲームやCD以外にも、膨大な量のファンアイテムをお譲りいただきました。
当時、店舗や雑誌で配布されたと思われる「デモディスク」や、購入特典のタペストリーなど、熱意あふれるアイテムの数々です。

ファルコム歴代ヒロインの解説を中心とした「ファルコムワールドガイドVol.1」には、『イース2』のヒロイン、リリアさんのフィギュアが付属。
制作はコトブキヤで、2004年当時のフィギュアとしてはかなりのクオリティの高さに驚かされました。

また、『ワンダラーズフロムイース』のフロッピーケースは、なんと6個も!
何かの購入特典だったのでしょうか。いずれにせよ、ただならぬこだわりを感じます。あっぱれです!

 


BEEPの強みと言えば、レトロPCから最新の家庭用ゲーム機まで、幅広いハードに散らばっていても大歓迎です。

また、ファルコムガチ勢のスタッフもいるためしっかり対応させていただきました。
私含めて、スタッフが何かしらに特化したマニアであることも弊社の強みかと存じます。

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コレクションの整理をご検討の際は是非弊社にお声かけいただけますと幸いです。

買取に関するご質問やご相談、見積もりのご依頼も無料にて承っております。
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