筆者は『ゲームボーイアドバンス』直撃世代なのですが、当時から古めのゲームが好きだったこともあり復刻や移植のゲームをメインで集めていました。
なので『ポケモン』や『ロックマンエグゼ』のような流行物には全く無頓着で、ちょっと変わった子供だったなぁと思い返します。
今回、鳥取県鳥取市のお客様よりお譲り頂きましたラインナップが、妙に親近感のあるゲーム達だったので思い出を交えて紹介したいと思います。
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ストリートファイターZERO3↑
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2002年9月27日に発売した、『ストZERO』シリーズの3作目でバージョンアップ版のGBA移植版です。
SFCにも『ストZERO2』がありましたが、今度はGBAに『ストZERO3』を移植しようというかなり挑戦的なバージョンです。
しかも、アーケード版よりもキャラクターが増えており、『カプエス2』からの参戦キャラクターを合わせて33人という脅威のボリューム!
隠しキャラを出す条件がかなり難しいので、当時まったくもって出現させることができず、全キャラ解放の「裏技」に頼った記憶があります。
反面、ボイスやセリフ回りはかなり削減されていて、限界ギリギリまで切り詰めているなあ…と感じます。
シリーズ標準の6ボタンを割り当てられない為、ボタン同時押しで強弱をつける他、簡易コマンドで超必殺技を出せるライト層にも優しい仕様に。
正直、ゲームセンターの練習になるかと言われるとかなり怪しいですが、大好きな『ZERO3』をポケットに入れて持ち歩けることの感動は大きかったです。
私個人、誕生日プレゼントとして買ってもらった思い出のゲームなので是非オススメしたいです。
しかし、出荷本数が少ないのか「レアゲーム」になってしまっているのが難点です。『Switch Online』で配信されませんか…?
THE KING OF FIGHTERS EX 2 HOWLING BLOOD
2002年1月1日に発売した、『KOF』シリーズのGBAオリジナル作品の2作目です。
前作の『EX NEO BLOOD』は色々と問題を抱えており、格ゲーマー達の期待へ「地獄極楽落とし」していました。
※ちなみに当の「大門」も不在です…
ベースとなっているのはアーケード版『KOF 2000』ですが、ストライカーのシステムが異なる等アレンジされています。
『ストリートファイター』シリーズと異なり、4ボタン制なのでGBAでも操作に無理がない点もナイスですね。
ストーリーは、シリーズのイロ物『ザ・キング・オブ・ファイターズ京』の設定である「十種神宝」に対応した新キャラ5人も登場。
オロチ編から派生した新たな「三種の神器」関連のエピソードが展開されています。
※この際『KOF京』と設定が違うのは忘れましょう。どちらも外伝ですし(笑)
「リョウ・サカザキ」の特殊EDで「使わざるを得ない」ことになるネットミームが発祥のギャグエンドがあったり、
ラスボスの「天羽忍」の顔が何故かしゃくれていたりと、妙に笑える要素が多かった思い出があります。
ハドソンベストコレクション Vol.2『ロードランナー』
2005年12月22日に発売した『ハドソンベストコレクション』の1本で、名作アクションパズル『ロードランナー』を収録しています。
2004年は「ファミコン20周年」の年で、任天堂からも「ファミコンミニ」と称して多くの復刻ソフトがリリース。本作もその流れで登場したのだと思われます。
パソコンで大ヒットしたゲームの「アレンジ移植」となっており、原作では棒人間のような主人公もハドソンらしいかわいらしい姿に。
ボーナスフルーツの要素など、キャラクター性を高めて堅苦しいPCゲームの雰囲気を払拭しようとしているのを感じます。
※ニンジンがフルーツなのかはわからないですが…(笑)
ステージセレクトやマップエディットの機能が非常にユーザーライクで、日本での知名度を一気に引き上げたと言えます。
ただし、上級者向けの『チャンピオンシップロードランナー』は、前作を楽しんでいたプレイヤーを絶望させます。
1面からして、「落下する敵の頭の上を走り抜ける」という、開幕早々“激ムズ”な仕掛けに私も恐々としたことを覚えています…
ハドソンベストコレクション Vol.5『シューティングコレクション』
2006年1月19日に発売した『ハドソンベストコレクション』の第五弾。
ハドソンがかつて開催した「キャラバン大会」の第一回~第三回の競技種目のシューティングが一堂に会しています。
ハドソンのシューティングといえば、連射力が必要なゲームが多いですよね。大会のために日々練習した方も多いと思います。
連射コントローラー『ジョイカード』や連射力測定時計『シュウォッチ』等、ファミコンキッズの懐にはいつも「ハチ助」がいたことでしょう。
本作はその思い出をしっかりと汲み取っており、オート連射機能や裏技で出現する『シュウォッチ』モードがあります。
連射機能を使わずにキャラバン気分で遊ぶのもよし、連射機をつかってカジュアルに遊ぶのもよしです。
私個人の思い出としては、2005年12月23日に発売した『ゲームセンターCX DVD-BOX Vol.1』に収録された「有野の挑戦」がきっかけでした。
直後にちょうど発売された本作を購入し、「ラリオス攻略」に挑戦。ヘタクソすぎて連射機能を使わないとクリアできませんでした(笑)
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