初代『プレイステーション』は、ホラーゲーム発展期といえる時期で『バイオハザード』や『サイレントヒル』といったシリーズが成長していた時期でした。
そして、『プレイステーション2』(PS2)の時代はグラフィックの表現力格段にパワーアップしたことで、多くの名作ホラーゲームを生み出しました。
『PS2』を代表するホラーゲームのコレクションを東京都文京区のお客様よりお譲りいただきました!
私自身、怖がりでプレイしたことがないのですが、今回は勇気を出して紹介します。
サイレン
『サイレントヒル』の開発者が送り出した、『プレイステーション』独占の和風ホラーゲーム。
異界に飲まれた山間の村「羽生蛇村」を舞台に、人間が変異した不死身のモンスター「屍人」から逃れるゾンビ物。
一時的に無力化することはできるものの、不死身なことからすぐに復活するので非常にハラハラします。
キャッチコピー通りの「どうあがいても、絶望」なシステムです
複数人の主人公達が交差し、互いに影響する大規模なストーリー性はドラマ性を大きく高めています。
また、登場する俳優さん達がCGで再現されており、『プレイステーション2』の性能の高さを感じますよね!
7月29日~8月6日にはゲームの時系列に合わせて、「異界入り」と称してファンや出演者達が盛り上がるのが毎年恒例となっています。
実際に開発者と出演者が一堂に会するイベント等も行われており、発売から20年以上たっているにも関わらず愛されている作品です。
テレビCMが非常に怖いことが有名で、苦情が殺到したことから放送中止になった強烈なエピソードがあります。
※実写映画化された際もCMが尋常でない怖さで、当時の私のトラウマの一つとなっています。
零-zero-
キャラクターのグラフィックに定評のある、テクモ(現コーエーテクモゲームス)が送り出した和風ホラーゲーム。
シリーズを通して、悪霊や怨霊と戦うストーリーとなっており、『サイレン』シリーズと併せてジャパニーズホラーを題材にしたゲームを発展させたタイトルです。
特筆すべきは、超常現象や霊体を捉えることができる特殊なカメラ「射影機」を用いて、除霊や謎解きを行っていくシステムになっていることです。
また、『デッドオアアライブ』シリーズ等、女性キャラが「非常に魅力的」「美少女揃い」なのもテクモらしいと言えます。
本作はかなり難易度が高く、「とにかく怖いゲーム」にと気合を入れすぎた結果、「怖いし難しいし途中で投げた」というプレイヤーが続出してしまいました。
スタッフもさすがに「やりすぎた」のか以降の作品では、ほどほどに難しく手ごたえのあるゲームとなっていきます。
継続してプレイしてもらえるようにドラマ性を重視することで、現在ではシリーズ通してエモーショナルに「泣ける作品」として定評を得ています。
※怖さは据え置きなので、そういう意味でも「泣ける作品」ではありますが(笑)
零-zero- 刺青ノ聲
初代、2作目の『紅い蝶』とヒットを飛ばし、その勢いで登場したシリーズ3作目です。
『プレイステーション2』で登場した『零zero』シリーズ3部作の完結編に位置しており、本作の主人公「黒澤怜」に加えて、過去2作の主人公も登場します。
「悪夢」がだんだんと「現実」に侵食してくる展開はホラー作品の王道に加えて、「刺青の呪い」として侵食度も現れる展開はこちらまで引き込まれること間違いなしです。
難易度は4種類から選択できるため、以前よりもプレイしやすくなりました。しかし、それでは過去作のゴーストハンターガチ勢が満足できないとテクモも承知の上。
最高難度の『NIGHTMARE』はシリーズ最狂と名高く、的確なカメラ裁きとシビアなアイテム管理が必要になります。
本作に登場した幽霊の1体である、「四つん這いの女」はシリーズ最怖と名高く、公式の開催したアンケートでも堂々の1位を獲得するほどです。
ちなみに、店頭ポップは鏡のような作りになっており、中を覗き込むと怨霊がいるといった激怖設計に少年時代の私はたまらずチビりそうになりました(笑)
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