【宅配買取】未だに根強い人気を持つPSP屈指の異端児、『PSPgo』の本体をお譲りいただきました。

PSPgo外箱

当時、携帯機としては異例のスペックと独特のディスク媒体が目を引いた『プレイステーションポータブル』

後継機の『プレイステーション ヴィータ』が登場するまでの7年間という長い時間多くのゲーマー達に愛されました。

横長で大きな画面が印象的ですが、そんなPSPの中でも異例のルックスと仕様を持つマイナーチェンジモデルがあったことをご存じでしょうか?

東京都港区のお客様よりお譲りいただきました、『PSPgo』をご紹介したいと思います。

 

PSPgo本体について

PSPGO表面

外箱から一目瞭然ですが、本体形状が他『PSP』と異なっており、液晶部分がスライドして操作パネルが出てくる仕様です。
折り畳み時には、画面に時計を表示できるため一昔前に流行した携帯電話のようなスタイルに仕上がっています。

その時代を生きた人間から見れば非常に魅力的でカッコイイ本体シェルだと思います!
『PSP』シリーズの中では、唯一の縦持ち(?)でもありますね。モンハンがやりにくそうです(笑)

PSPGO裏面

機能面としては、物理ソフト媒体である「UMD」を廃止している代わりに、本体に16GBのフラッシュメモリを内臓しています。
現在では標準的な仕様ですが、2009年当時はかなり画期的でした。

他にもBluetoothでのコントローラーやイヤホン接続も可能となっており、現代ハードへの進化の瞬間を感じられる仕様が盛りだくさんです。

メモリーとダウンロードの思い出

PSPGO起動

本体メモリにPSネットワークからゲームをダウンロードしたり、PCに入っている動画や音楽を携帯したり有効活用していたと思います。

UMDで発売されていたタイトルのダウンロード版はもちろんのこと、過去のPS1やPCエンジン等のゲームを遊べる『ゲームアーカイブス』もプレイできました。
ダウンロードコンテンツも登場し始めていた時期だったので、現在ほど充実していたわけではありませんが便利に感じたものです。

ただし、総じて容量が大きく、複数本インストールするだけであっというまにストレージ容量がパンパンになってしまいました。
『PSP』はソニー製なので、メモリーカードも汎用的なSDではなく自社の独自規格である『メモリースティック』だったのも向かい風でした。
※SDと比べると容量に対してかなり高価な値段設定で学生だった私は血涙の思いで購入していました。

しかも、『PSPgo』は従来のPSPとは異なる新型タイプの『メモリースティックマイクロ』を使用するため、以前のPSPで使っていたものを引き継げないのもネックとなりました。

要するに「早すぎたハード」

PSPGOポーチ

当時はまだまだインターネットが全ご家庭に普及しているほどではなく、スマートフォンを持っている人もほとんどいないような時代でした。
※2009年頃でいうと、iphoneでいうと『3GS』、同じくSONY製品の『Xperia』が初登場した頃です。

結果として、あまり普及せず『UMD』が使えないわりに高額な『劣化版PSP』といった評価をされてしまいました。
後に、環境が整うにつれて、小型でデザイン性が高い上に現代的な性能が再評価されていくことになります。

現在では、需要と供給の兼ね合いから定価以上になっていることも多いので持っている方は大切にしてあげてくださいね!

おまけ

UMDビデオ

かく言う私も当時『PSPgo』を買わなかったのですが、私が考える『PSPgo』のデメリットは、『UMD Video』が使えないことです。(知らんがな)
部屋にテレビがなかった私にとって革命的な製品だったんです!

SONYはUMDで映像媒体を見ることをかなりプッシュしており洋画からアニメまで幅広くリリースしていました。
ジャンル幅の多さから、DVDのようなポピュラーな媒体を目指していたことを感じます。

『CD-i』や『HDDVD』他、コケた次世代メディアの中では結構健闘したんじゃないか?と個人的には思っています(笑)

あぁ、UMDで擦り切れるほど見た『The Punisher』(2004)が久々に見たくなってきました!

 


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