今回、説明書付きの『ゲームボーイ』ソフトを中心としたコレクションを東京都品川区のお客様よりお譲りいただきました。
中には、『ファミコン』や『ゲームギア』のソフトも含まれており、見ているだけで楽しい内容となっていました。
『ゲームボーイ』中心にピックアップしつつ、ご紹介したいと思います。
メトロイド2
ファミコンディスクシステムで登場した、初代『メトロイド』の続編作品です。
「メトロイド」の生息する惑星「SR388」を舞台に「メトロイド全滅」のミッションを受けた「サムス」が再び死闘を繰り広げるストーリーです。
『ゲームボーイ』にハードを移したのにも関わらず、グラフィックの細かさやゲームのボリュームが非常に高い仕上がりとなっています。
惑星の洞窟に満ちる「特殊溶解液」の水位を下げながら最深部を目指すマップ構造は、シリーズの中でも異色で私個人としてもお気に入りのシチュエーションです。
なんといっても、『スマブラ』シリーズでおなじみの見た目である「肩が丸い形状でオレンジのバリアスーツ」になった記念すべき作品でもあります。
説明書もモンスター設定やマップ情報等、イラスト付きで紹介されているため読んでいるだけでもわくわくできるソフトです。
ドラキュラ伝説
ゲームボーイ用に登場した『悪魔城ドラキュラ』シリーズの作品です。
当時のコナミは各種ハードでシリーズをリリースしており、本作も世界で250万本売れています。
シリーズがいかに人気があったかが伺いしれるエピソードですね。
本作の主人公「クリストファー・ベルモンド」は、シリーズのベルモンド一族の中でも特に弱いとネタにされていたりします。
というのも、聖水やクロスといった「サブウェポン」が一切使えず、一族の共通武器である鞭「バンパイアキラー」1本のみで戦うストロングスタイルだからです。
唯一の飛び道具として、強化された鞭の先から炎を発射することができますが、パワーアップを維持するにはかなりの腕前が必要です。
対空攻撃がなく機動性も低いため、胞子をまき散らすキノコモンスター「ブナグチー」を相手取った場合、苦戦は必至で本作が難しい大きな原因の一つと言えます。
また、コンシューマーチームと携帯機チームがすり合わせず本作をつくった結果、シリーズの時系列が面倒になった話もファンの間では語り草となっています。
カーブノア
1991年にコナミが送り出した、ローグライクRPGです。
日本におけるローグライクRPGの火付け役となった、チュンソフト開発の『トルネコの大冒険』より2年も早くリリースされている先見の明がある作品です。
ミッションの異なる4つのダンジョンを舞台に、新米冒険者の主人公が冒険者ギルドへの入団試験のために奔走するストーリーです。
パッケージイラストは王道RPGといったテイストですが、実際のゲーム内容はかなりコミカルでキャラクター性の強い内容です。
デザイナーは、パワプロチームのプログラムリーダーをされていた「岩崎一男」氏でプログラムもご自身で担当されています。
『パワポケ』シリーズに通じるコミカルなノリや、特徴的なフォントを見るとその片鱗を感じる気がしますね!
ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人
世界的な人気を誇る『ドラゴンボール』のゲームで、ファミコンのシリーズとしては4作目にあたります。
本作からアニメ『ドラゴンボールZ』のストーリーに突入しており、「ベジータ」達サイヤ人も登場しています。
テレビ本編と劇場版『ドラゴンボールZ』(1989)を組み合わせたアレンジストーリーは、ファンからの評価も高いです。
「天下一武道会モード」による複数人の対戦が可能な点も魅力的です。
パスワード機能を使えば、プレイヤーが育成したキャラを呼び出すことができるので「最強のZ戦士」を決めるには持って来いのモードといえます。
ファミコンのシリーズで共通となっているカードバトルとすごろくを組み合わせたシステムは、もはやおなじみとなっています。
戦闘アニメーションの細かさは、前作よりもさらにパワーアップしており「ファミコン」のクオリティとしてはかなりのものです!
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