『セガ・マーク3』は、SG-1000の後継機として登場し、ファミコンとの熾烈なハード争いを行ったゲーム機です。
そして日本版『セガ・マスターシステム』は、『セガ・マーク3』の海外版としてリリースされた物をマイナーチェンジしたモデルです。
そのため、日本版の『マスターシステム』のソフトは、『セガ・マーク3』との互換性があり相互で遊ぶことができました。
この度、日本版の『セガ・マーク3』&『セガ・マスターシステム』ソフトのコレクションをお譲りいただきました。
綺麗な箱は珍しいので、紹介いたします!
『アレックスキッド』シリーズ
1986年に初登場した当時のセガの看板タイトルで、横スクロールのアクションゲームです。
記念すべき第一作目である『アレックスキッドのミラクルワールド』は、攻撃+ジャンプの2ボタンで遊べるシンプルなゲーム性で人気を博しました。
海外版のマスターシステムの廉価版である、マスターシステムIIの登場時には内臓タイトルとして採用されるほどでした。
その人気から、アーケード版で『アレックスキッド・ウィズ・ステラ ザ・ロストスターズ』も登場、マーク3/SMSにも移植されています。
アーケード版を可能な限り再現したグラフィックは目を見張るものがありますし、落下しても残り時間が減るように変更されていて遊びやすくなっています。
マスターシステムで起動した際は、FM音源を活かした軽快な音楽を楽しめるのもポイントです。
「ソニック」の登場まで、セガを牽引したタイトルの一つなので、ぜひ遊んでおきたい名作シリーズです。
ブレードイーグル
周辺機器の「3-Dグラス」専用の縦スクロールシューティングゲームです。
FM音源にも対応しており、マスターシステムのスペックを総動員したゲームに仕上がっています。
3D専用と謳っている通り、ステージに高低差があり上昇・下降を使い分けながら敵を殲滅していくシステムが売りとなっています。
ただし、見た目で区別できるわけではなく、あくまで3Dの見え方で高低差を判別しなければならないためかなり分かりづらいのがネックです。
スピードアップ・パワーアップ・オプションとシンプルなアイテム構成で、オプションは本体の被弾時に身代わりになってくれる優れモノ!
面白い試みを感じることができるシステムではありますが、コンパイルの名作『アレスタ』が存在するハードの縦シューとしてはちょっと残念な仕上がりな気もします。
アルゴスの十字剣
テクモからリリースされたアーケードゲーム『アルゴスの戦士』のマーク3/SMS移植版です。
主人公は人類の支配をもくろむ「獣王ライガー」へ挑む為、ヨーヨー状の武器「ディスカーマー」を手に戦いに身を投じます。
アーケード版から変更されていますが移植内容はかなり忠実で、大きな違いとしては短い27ステージ構成からそれらをまとめた5面構成へと変更しているのが特徴です。
マスターシステムで動作させた場合に、FM音源に切り替わらないというマイナス要素もあるのですが、同期のファミコン版と比較してもかなり頑張った移植となっています。
また、海外では『Rygar』という名前でリリースされており、人気の高いタイトルなのですが、なぜか日本限定販売というちょっと不思議な背景もあったりします。
ソロモンの鍵 王女リヒタの涙
こちらもテクモが販売した、アクションパズルゲームのマーク3/SMS移植版です。
副題がついているものの、基本的にはファミコン版とほとんど内容は変わりません。
ただし、パスワードによるコンテニュー機能が追加されたことにより、パズルゲームとしてはより遊びやすくなりました。
また、マスターシステムで動作させた際のFM音源が良質なことも評価が高い理由となっています。
ただし、マスターシステムのコントローラーがあまりレスポンスが良くないことから、攻略が有利になるテクニックである「斜めジャンプ」や「しゃがみ歩き」がやりずらい欠点もあります。
SG-1000~マスターシステムまでのセガの箱絵は独自の雰囲気があって、コレクション欲をそそられますよね!
状態のいい綺麗な箱を見たら、私もパッケージを並べて飾ってみたくなっちゃいました!
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