【宅配買取】『グーニーズ』『大魔司教ガリウス』『ハイドライド』など、ロムカートリッジを中心としたMSXのソフトを神奈川県川崎市よりお譲りいただきました

MSXのソフト集合写真です
1983年にスタートしたパソコンの共通規格「MSX」。日本ではNECやシャープ、海外ではコモドールやアタリなど、パソコンはメーカーごとに違うものが出るのが当然だった中で、これは斬新な試みでした。ハイスペックを目指さず、比較的安価なものにしたこともメーカーの参入やユーザーの獲得につながり、現在でも熱心なファンがいるマシンです。今回、神奈川県川崎市より買取いたしましたのは、ほとんどがソフトのみの状態ながらもMSX、MSX2のタイトルがそろったコレクションです。

魔城伝説、ガリウスの迷宮
魔城伝説のカートリッジです大魔司教ガリウスのカートリッジです
『魔城伝説』はMSXオリジナルのシューティング。ロボットや戦闘機で戦うのではなく、騎士が弓矢や剣を武器にステージを進んでいくファンタジックな設定が当時としてはめずらしいものでした。『ガリウスの迷宮』はその続編で、アクションRPGです。『魔城伝説』で救出したヒロインといっしょに冒険をするのですが、操作できる(画面に出せる)のはひとりだけというのがポイントで、状況に応じてキャラクターを使いわけるのが攻略のカギでした。なお、パッケージやカートリッジに使われているイラストはかなりリアルタッチで重厚感のあるものですが、主人公の名前はポポロンとコミカルな雰囲気でギャップがすごいです…(笑)。

シャロム
シャロムのカートリッジです
本作は先に紹介した『魔城伝説』シリーズの第3作で完結編となっています。物語は前作から100年後の世界になっています。高校生(パソコンクラブの部長)の主人公がゲームの世界に連れ込まれてしまい、元の世界に戻るために魔王を倒す旅に出る…という、かなり変わった設定。ゲームもアドベンチャーを中心としつつ、パズルやアクションなどを盛り込んでおり、パロディやコメディも多い実験的なつくりです。

グーニーズ
MSX版グーニーズのカートリッジです
スティーブン・スピルバーグが製作総指揮をした映画『グーニーズ』をゲーム化したもの。コナミはこの翌年にファミコン版もリリースしますが、ゲーム内容は違うものになっています。ファミコン版では映画の主役とゲーム内のプレイヤーキャラクターが同じなのに対し、MSX版では脇役(けっこう目立つキャラクターではあります)が主人公です。キャラクターのことがわかっていたほうがやる気が確実に上がるので、プレイ前には映画の鑑賞をしておくことをおススメします。

ファンタジーゾーンII
MSX版ファンタジーゾーンIIのカートリッジです
セガの有名タイトルの中でもビジュアル面で異彩を放っているシューティング『ファンタジーゾーン』の続編です。『ファンタジーゾーン』のオリジナルはアーケードゲームでしたが、『~II』は家庭用ゲーム機のセガマークIIIからリリースされ、その後にアーケード版も出るという変わった展開をしていました。MSXには画面の横スクロール機能がないにも関わらず、プログラムの裏ワザ的なテクニックで滑らかなスクロール表現を実現しているあたり、開発会社(アトリエドゥーブル)の技術力に驚かされます。

SDガンダムワールド ガチャポン戦士2 カプセル戦記
ガチャポン戦士2 カプセル戦記のカートリッジです
元々はファミコンでシリーズ展開していたウォー・シミュレーションで、この第2作だけがMSXに移植されています。パッケージイラストからもわかるように『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場する機体が使用可能なユニットとして加わっているのが特徴です。ユニット同士の戦闘では対戦アクションに切り替わるため、ユニットの性能だけでは勝負が決まらないのが面白いところで、やりこみがいのあるゲームになっていました。

キングスナイト
MSX版キングスナイトのカートリッジです
スクウェアが『ファイナルファンタジー』をヒットさせる前に手がけていたソフトで、ファミコンではじめてリリースしたオリジナルタイトル(ファミコンのタイトルとしては『テグザー』の移植が第1作)。
「フォーメーションRPG」と名乗ってはいますが、実質的に縦スクロールのシューティングゲームです。フォーメーションを使用するのも最終面であるステージ5になってからだったりします…(苦笑)。ただ、敵やアイテムの出現パターンを覚えれば反射神経に頼らずクリアできるタイプの内容で、プレイの積み重ねでクリアを目指すスタイルはRPG好きな人にあっているのかもしれませんね。

ドルアーガの塔
MSX版ドルアーガの塔のカートリッジですMSX版ドルアーガの塔のカートリッジ裏面です
ナムコの名作アクション『ドルアーガの塔』。各ステージに隠された難解な謎を解きながらクリアしていくゲームスタイルは非常に斬新で、多くのゲーマーが熱中しました。ナムコのMSXカートリッジは取り扱いに関する注意書きが面白い(「このカートリッジには、防水、防火、防寒、防音、防臭、防虫、防煙処理などしておりません。取扱いは丁寧にお願いします」「このカートリッジを発売するまでの、あの苦しみと涙の日々を思うとき、『取扱いは丁寧に』と願わずにはいられません」など)ことで有名ですが、それはシリーズ10作目の『ボスコニアン』までで、本作ではほかのメーカーと同じようなつくりになっているのがちょっと残念ですよね(笑)。

ソーサリアン
MSXタケル版ソーサリアンの写真です

『ソーサリアン』といったら、日本ファルコムのファンであれば説明不要なアクションRPGで、オリジナルのPC-8801からほかのPCや家庭用ゲーム機に多く移植された人気作品です。
MSX版もユーザーからの移植希望の声が多く、それをTAKERUが実現した形になります。パッケージ版もあるのですが、こちらはフロッピーディスクを見てもらえればわかるように、ソフトベンダーTAKERUで配信されていたバージョンになります。三菱化成のフロッピーディスク「Datalife」のシャッターに「TAKERU」のロゴも印字されているのが時代を感じますよね。

ルーンワース
MSXタケル版ルーンワースです
これもTAKERU版ですが、フロッピーディスクやラベルデザインが変わっていたりします。時期によってはこういう混在系のものに当たることがあったのかもしれませんね。
『ルーンワース』は『ハイドライド』シリーズが完結した後にT&Eソフトが発表したアクションRPGで、経験値の発生しない戦闘や自由度の高いシナリオ進行など、新しいシステムがいくつもありました。商業的には『ハイドライド』ほどの成功を収められなかったものの、意欲的なスタイルは独自の魅力を創り出しています。

 

BEEPではあらゆる年代のPCやレトロゲームを積極的に買取中です。
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