【宅配買取】日本未発売のゲーム&ウオッチ『バルーンファイト』クリスタルスクリーンを福岡県久留米市より買取いたしました

昨年11月に『スーパーマリオ』シリーズ35周年記念として『ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ』が発売され、大きな注目を集めました。
「ゲーム&ウオッチ」といえば、任天堂がはじめて発売した携帯型ゲーム機で、全世界の売り上げ総数はなんと4300万台以上! 記録的な大ヒット商品であることはすぐわかりますが、当時の任天堂が抱えていた数十億円超の借金を完済し、さらには40億円近い黒字を作ったと言われているほどです。
なお、その黒字はほとんどファミリーコンピュータの開発に投資され、さらに驚異的な爆発的ヒットを生み出すことになりました。(以降、任天堂が世界的なゲーム会社へとのし上がっていったことはご存じの方も多いことでしょう)

こんなエピソードからも、任天堂の重鎮である出石武宏氏や元任天堂のハードウェア開発者の上村雅之氏らが“任天堂のゲームの原点”と語る「ゲーム&ウオッチ」ですが、日本国内ではファミリーコンピュータがブームになった1980年代なかばから次第に姿を消していきました。しかし、海外では根強い人気があり、90年代初頭までさまざまなスタイルでリリースが続いていました。
今回、福岡県久留米市から宅配買取でお譲りいただいた『バルーンファイト』も日本では未発売のタイトルです。

バルーンファイトの本体写真です

箱や説明書の付属品はなく、本体のみの状態ですが、一見して本体が薄型であるのはわかるかと思います。
それに加えて、ひとつ大きな特徴があり、本体中央部のゲーム画面の液晶が透けているんですね。これは海外で1986年から展開された[クリスタルスクリーン]というシリーズで、反射板を搭載せず、本体のスリム化とデザイン性の向上をはかり、ちょっと高級な路線をねらったものです。この『バルーンファイト』は『マリオブラザーズ』『クライマー』に続く3本目にあたり、シリーズ最後のタイトルでもあります。

バルーンファイトのスクリーン写真ですバルーンファイトのスクリーン写真その2です

ゲーム画面の写真ではこの透明感は伝わりにくいので、本体の後ろにトランプやゲームのカードを置いてみました。クリスタルと名乗るだけあって、きちんと透けていますね。
ただ、後ろに物があるとちょっと遊びづらかったりするのはあります。(苦笑)

バルーンファイトのゲーム画面です

『バルーンファイト』そのものはファミコン初期の有名タイトルですからあらためて説明はいらないでしょうが、「ゲーム&ウオッチ」版はゲーム内容がちょっと違います。
簡単に言ってしまうとファミコンの[バルーントリップ]モードに近い感じで、海に落ちないように風船を割りながらステージを進んでいきます。ある程度スコアを稼ぐと難易度(レベル)が上がり、雷も飛んでくるようになるところも同様です。
変わっているのは、ボス戦が存在すること。一定のレベルに達すると登場し、雷を飛ばす攻撃をしてきます。プレイヤーに反撃手段はなく、ひたすら避け続けることを要求されます。(笑)

バルーンファイトの画面表示全景です

こちらは画面内に表示されるキャラクターをすべて出してみた状態です。初期の「ゲーム&ウオッチ」と比較すると、キャラクターの描線も細かくなり表示数もずいぶんと増えているのがわかりますね。技術の向上があるのはもちろんですが、高級路線を打ち出すのにふさわしい密度感です。

バルーンファイト本体の背面写真です

少し残念なのは、飾っておくときに便利だったスタンドは最初からついていないことでしょうか。オシャレな見た目のわりにディスプレイには不向きだったりします。
ただ、今見てもこのスリムさは秀逸で、スマホと変わらない感覚で持ち歩きできるのは面白いです。旅行先の景色や日常の風景などを透かして撮影して、インスタ映えを狙ってみたりしても楽しいかもしれませんね。

ちなみに、この[クリスタルスクリーン]シリーズのタイトルはすべて1988年に通常の反射板を搭載したモデルで再販売されています。しかし、これらも海外のみの販売で、国内ではちょっと手に入りづらいアイテムになっています。

BEEPでは幅広くゲームを取り扱っており、日本国内で発売されたものだけでなく、海外で発売されたゲームや周辺機器も買い取りいたしております。

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