【宅配買取】ネオジオCD多数を新潟県三条市よりお売り頂きましたPART2(サードパーティ編)

【宅配買取】ネオジオCD多数を新潟県三条市よりお売り頂きましたPART2(サードパーティ編)
一度に38本ものネオジオCDタイトルをお譲り頂いた中からご紹介する第2弾!
前回はADKタイトルに絞って紹介させていただきましたが、今回もサードパーティー製品に的を絞って話題作・注目作について紹介していきます。

新潟県のネオジオCD買取紹介の第1弾はこちらから。

 

 

新潟県三条市よりお譲りいただいた超人学園ゴウカイザー
『超人学園ゴウカイザー』は、1995年にテクノスジャパンから発売された対戦格闘ゲームです。今やアクションシーンの演出・デザイン・そして作画までも一人でこなせてしまうベテランアニメーター・大張正己氏がキャラクターデザイン、さらに登場キャラクターの一人・ブライダーの声優として参加しました。氏は92年にテレビスペシャルとして放送された『バトルファイターズ餓狼伝説』およびそのシリーズのキャラクターデザインを手がけており、そこからのご縁とうかがっています。氏は本作にかなり思い入れがあったようで、翌年には本作をOVA化。キャラデザのみでなく原案・脚本として製作チームを率いる、いわば座長的なポジションで活躍しています。

全くの蛇足ですが、70年代末にタカトクから玩具オリジナルとしてリリースされたロボット作品に『龍虎巨人ゴーカイザー』というものがあります。
しかしこちらのタイトルは「ゴウカイザー」の表記が正解。
(ちなみに『龍虎巨人ゴーカイザー』についてはこちらで詳しく紹介していますので、よければ是非覗いてみてください。)

 

新潟県三条市よりお譲りいただいた神凰拳
『神凰拳』は1996年発売、SNK東京支社と同じビルだったザウルス開発のタイトルです。登場キャラクターは神々という設定で、「エアリアル・バトル・アクション」と銘打たれた通り、空中ダッシュや空中ガードなどの空中戦を採用し、立体的なバトルを展開します。ビジュアルに3Dレンダリングが使用されているのも特徴です。
本作はガードからの駆け引きがユニークで、ガード中にレバーを前方に入れてすぐ後ろに戻すと「連続ガード」が発動し、その状態で攻撃できるシステムがあります。さらにその連続ガード対策として、反撃を受けにくい弱攻撃を一回出してそのあとガードすることで、今度は自分が連続ガードを発動させるターン! しかしそこでガードされると今度は……。この読み合いは書いてるだけでかなり精神を削られそうです。

 

 

そして! 以下の3タイトルはちょっと特別扱いなタイトルとなります。人気・評価ともに高いのですが、発売タイミングやジャンルの問題などそれぞれの事情で希少性が高く、現在はいずれも非常に高価となっております。

 

新潟県三条市よりお譲りいただいた超鉄ブリキンガー
『超鉄ブリキンガー』は、上の『神凰拳』と同じザウルス開発のシューティングゲームです。『神凰拳』同様に3Dレンダリングを採り入れた濃密なグラフィックが話題となりました。バックストーリーもなかなかに燃えるもので、軍事国家に占領された小国を救うために立ち上がるというシチュエーション。表題のブリキンガーは自機ではなく、オプション的な動きをする方です。自機はジャケット左に写っている赤いマシンで、バランス型(モデルはブリストル・ボックスカイト)、スピード型(フォッカー・アインデッカー)、攻撃力型(Rogožarski IK-3)の3タイプから選択可能。ブリキンガーとは分離・合体で攻撃が変化します。実は自機はブリキンガー用のエネルギードックであり、パイロットは乗っておらずブリキンガー自らが遠隔操作しています。いったいそんなブリキンガーは何者なのか……実は膨大な設定があるようですよ。

対戦格闘ゲーム全盛期ともいえる時期だったためアーケード版が未発売に終わったタイトルです。しかしネオジオCDで見事に復活! ファンの喝采を浴びました。

 

新潟県三条市よりお譲りいただいたビッグトーナメントゴルフ
『ビッグトーナメントゴルフ』は元アイレムのスタッフも参加しているナスカのゴルフゲームです。非常に優れたグラフィックが評判で、美麗な画像が滑らかに動きます。ショット時の方向決めにあわせて背景が動く状態は、おそらく当時普及しつつあった3Dゲームの映像を意識したと思われ、レイヤー分けなどを工夫することで視点の変化を自然かつ立体的なものに仕上げています。また、例えばティーショット時の足の重心の移動する様子などもきっちり再現されています。ただし発売された時期が1996年と、格闘ゲームのまさに全盛期でどうしてもそれ以外のジャンルは埋もれがちでした。本作は家庭用に特化したネオジオCDとして発売されたことでその真の評価が固まったともいえるでしょう。

 

新潟県三条市よりお譲りいただいたオーバートップ
『オーバートップ』は前回のADK特集からあえて外した、斜め視点のラリーゲームです。『ラリーチェイス(スラッシュラリー)』の続編で、使用車両などにはCGレンダリングが採用されていました。使用車両はいわゆるスーパーカーからオフロードタイプ、小型のラリーベース車、オフローダートラック、バイクと多種多様。コースも街中から荒野まで、さらに天候にあわせて路面状況も変化するという多彩な構成となっており、当然車種によって得意不得意が出てきます。

オーバートップのマニュアル
▲オーバートップ取説より。コースに裏道があったり、カーナビ(当時はまだ普及しはじめたばかりの頃でした)画面によってある程度先の状況がわかるなどの工夫が盛り込まれています。何よりもディレクター自身がパルサーGTi-Rで通勤するほどの車好きで、ドリフト時などの挙動にもこだわって作りこまれていました。

 

というわけでちょっとお値段の張る3タイトルほか、サードパーティー各社の製品を当時の色々な事情や思い出を振り返りつつ紹介させていただきました。つくづく90年代のゲーム業界は対戦格闘中心に回っていたなあと痛感します。それが良かったのか悪かったのか、そしてどうすれば一番良かったのか……たまに考えるのですが、答えは出そうにありません。

 

 


BEEPではNEO・GEO(ネオジオ)の買取を行っております。今回紹介したCD版のほか、家庭用のAES版、業務用のMVS版も大歓迎でございます。

弊店での買取価格表や買取事例はネオジオ高価買取リストよりご確認お願い致します。

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