自分の周りでは無人島を開拓したり、23年ぶりにミッドガルに飛び立ったという友人よりも某ウイルスの影響でゲームセンターやカラオケで遊ぶといった週末の楽しみがなくなったことで悲しみを背負っているおじさんが多いです。こんな時こそぜひ「PC8801シリーズやX68000と共に自宅で遊んでくれたら嬉しいな。」なんて感じているBEEPのPC買取スタッフです。
さて先月初週のこととなりますがMZ-2500シリーズ本体とプリンターやキーボードに加え、各種ソフトを宅配にてお譲りいただきました。
なぜか当時の主流PC-8801では販売されなかったドルアーガの塔。アーケード版さながらのスムーズな動きと、当時としては画期的な自動スクロールがMZ-2500版の魅力でしたね。
ゲームセンターで遊んだ際には『自力での攻略は絶対に無理!!』とこのタイトルほど思わされたゲームもありませんでした。当時はゲームセンターにあったノートに攻略方法が共有されていたので、ある意味「協力し合って攻略する」ゲームの楽しさを教えてくれたタイトルであった気もします。けれども、たまにその内容が間違ってて「宝箱が出てこない！詰んだ！」なんてこともあったりしました。(;´･ω･)
まあ、そんな体験もおじさんになった今となれば良い思い出です。現在はなかなか難しいとは思いますが、いつの日にかまたゲームセンターへ立ち寄れる日常が戻ってくれたらな、と願うばかりでございます。
今回お譲りいただいたMZ-2500はプリンターも含めしっかりマニュアルが付属しておりました。起動する上にマニュアルも付属しているとあって、かなり貴重な状態だと思います。もう見てるだけで心がホクホクしてます。
MZ-2500といえばゼビウスを起動させねば！と謎の使命感に駆られたので起動してみました。（ここで反応してくれたMZおじさんは僕と握手！）
8ビットPC向けの移植版で色数が選べるのはこの「MZ-2500版」だけ！（なお4069色を再現するには内臓のカラーパレットボードと専用ディスプレイが必要です。）
当時はPC88が主流だったなか、「MZを選んだ自分の心の友！」なんて声も聞こえてきそうなソフト代表でしょう。
…ですが、ここでトラブルが。入力操作をしても、この後の画面に移動しなくなってしまいました。事前チェックでは何度か起動したのですが、最後の灯だったようです。MZ-2500版を体験したことがない方への資料になればと思って撮影する気満々でいたもので、とってもとっても悲しい…。(´・ω・｀)
気を取り直して、ゼビウスの紹介をさせていただいて今回の記事を締めとすることにしました。とはいえゲーム画面がないとなると、なかなか紹介がしにくいかなと思います。なんといってもグラフィックで魅せるゲームと感じておりますので。
またBGMが独特で、プレイした体験がある方こそ違和感を感じてしまうことでしょう。それと敵の動きもガタガタ気味です。
ちなみに箱の側面には敵やアイテムの解説があります。箱が説明書になっているなんて、現代のゲームの説明書の簡略化に通ずるものがあるような気がします。またこちらのソフトは、マイコンソフトから発売されているという点も抜けやすい情報かもしれません。
PCゲーム系のイベントで展示があるとついつい足を運んでしまうゼビウス。まだ体験したことのない、という方はお手に取ってその目にグラフィックを焼き付けてみてください。グラフィック以外は期待されちゃうと、なかなかに…厳しいかと思います。(ﾟДﾟ;)
BEEPではシャープのMZシリーズの買取を承っております。もちろん後継たるX1シリーズの買取も大歓迎です。製品の詳しい買取価格表、買取事例は以下のリンクからご覧ください。
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