こんばんはBEEPスタッフです。最近は寒さが一段と増してきたような気がしますが、皆様いかがお過ごしでしょうか？
自分は快適に朝起きるのが難しい季節になってきたので、寝る前に喉にタオルを巻いたり毛布を1枚追加したりして喉を温めたりと風邪予防しております。（それでも風邪を引いちゃいましたが…(´・ω・`)）
さて先日のこととなりますが愛知県名古屋市のお客様より綺麗な状態のPC98ソフトをお譲りいただきました。
どれも新品ばりにつやつやです。ラインナップも見る機会が少ないものがかなり含まれており、個人的に取り上げたいソフトは多々あるんですが抜粋して4点ほど紹介します。
まずはもう見た瞬間から絶対ブログで取り上げたいと感じていた、ラスティです。ストーリーとしては獣魔ハンターのラステア・スプリンクール通称ラスティと呼ばれる表紙の彼女が攫われた村娘を助けるというシンプルなもの。（ヴァンパイアハンターではないので、ご注意くださ～い。）
悪魔城ドラキュラばりにルート取りが一筋縄では行かないステージや、鞭を使ったアクション要素はシリーズファンなら楽しめること間違いなし！（繰り返しますがドラキュラハンターではありません）
ボス戦後に挟まれる救出した村娘のカットも必見です。またラスティのBGMにはプリンセスメーカー1，2のBGM作曲者でもある梶原正裕氏も参加しています。各ステージごとに流れる雰囲気あふれるBGM を楽しみつつ可愛い女の子達を助けるべく、奮闘してみてはいかがでしょうか？
2本目はこちら、グラフィックとBGMにハマってしまうと操作が難しいのにヤミツキになるスピンディジーⅡになります。X68000版でも発売されていましたね～。先程のラスティと比べると特別レアというわけではないんですが、個人的にお気に入りなので取り上げちゃいました。
その洗練されたゲームデザインから私のようなファンも多く、確かOh!Xのゲーム大賞でデザイン賞を獲得していたと思います。当時の説明書を読むと更に驚いたんですが、担当グラフィッカーさんが１人であったんだとか。いやはや素敵なゲームを有難うございました。
スーパーファミコンでは売りにもなっていた回転拡大縮小機能もPC98にはまだなかったのでオープニングで何枚も重なる企業ロゴや、地球が遠くへ離れていくアニメーションは懐かしいものです。
続いて病気の妻を救うために旦那（主人公）が冒険するRPG「ディガンの魔石」になります。当時はどんなファンタジー作品なのかジャケットイラストから想像していましたが、遊んでみますといい意味で裏切られ、なかなかおもしろい作品でした。
ゲーム内ではやたらとリアルな描写が多く、ファンタジーと言うよりは現実性あるイベントが起こるゲームだったように思います。
迷子の子供の母親探しを手伝ったところ誘拐犯扱いされたこともありましたし、主人公が野宿をすると風邪を引いてしまったこともあれば、遊び人の女性が強引にパーティメンバーになった！かと思えばすぐに出ていったり。奥さんを助けるにも一筋縄では行きません。
そして珍しいのがこちらの「めいきんぐおぶディガンの魔石」です。ポプコムの当選景品で世界でたった100セットのみ製造された貴重なディスクになっております。
再生してみますと、後に超時空要塞マクロスの企画で一躍有名になる「スタジオぬえ」の設立メンバーの１人”加藤直之 氏”による、美麗なオープニング映像と登場キャラクターたちのイラストがエンドレスで楽しめます。
最後に紹介するのはPC-9801シリーズのみでしか発売されていない名作メルヘンヴェールⅡになります。正直こんな綺麗な状態のメルヘンヴェールⅡを買い取らせていただくことは稀です。
1でしたらMSX1,2やPC-88，98にFM-7や果てはファミコンディスクで、と実に様々な機種でプレイできたんですがなぜか本作は…。しかもストーリーがこちらで完結するので真のエンディングは知らないという方が大半だと思います。
とはいえ現在は98を持っていなくても遊べる様になっております。メルヘンヴェールⅡのみでしたら、レトロゲーム配信サイトのプロジェクトEGGさんで500円あればプレイできます。ご興味がありましたら是非プレイしてみてくださいませ。
他にもPC98でしかパッケ版を拝めないハイドライド３のスペシャルバージョンとか、やたらステージ数の増えてる保存版ロードランナーとか、まだまだ紹介したいソフトはありますがそれはまた次の機会にでも。
BEEPではPC98シリーズ製品、ソフトの買取を行っております。当店での買取価格表や、買取事例は以下リンクからどうぞ。
今回はソフトのみで出張買取に伺いましたが本体のみも大歓迎です！お気軽にご相談ください。皆様からのご依頼、ご相談お待ちしております。
