統合型(1CHIP)スーパーファミコンの見分け方

先日、弊店在庫のスーパーファミコン300台ジャンク品を
部品取り用として利用の作業を行いました。 

 

 

 

 

 

300台もある在庫の仕分けからスーパーファミコン本体の型番による違いが見えてきましたので、
見分け方をご紹介させて頂きます。

スーパーファミコンには大まかにわけて、
初期型・中期型・後期型の3種類があります。

初期型(90年~92年製造)

 

 

 

 

 

底のゴムが4個
他の中期・後期に比べて重い
内部の音源モジュールが独立している

中期型(92年~95年製造)

 

 

 

 

 

底のゴム足が2個
内部の音源モジュールが内蔵
カートリッジ排出機構が簡略化
型番がSNS-CPU-RGB-01(92年~94年製造)または、SNS-CPU-RGB-01(94年~95年製造)

後期型(95年~)

 

 

 

 

 

10/300台とかなり数は限られ、中国製と日本製が混ざっています。
(型番はSNS-CPU-APU-01)

音周りのチップ2個がS-APU1個に置き換わっています。

 

 

 

 

 

高製品の統合型(1チップ)の出現
こちらも6/300台とかなり数は限られ、こちらも出物は少ないです
(型番はSNS-CPU-1CHIP-01・02・03)
高画質、高音質化が図られ、スーパーファミコンJrと同等の機能になっています。
型番によって大きく画質は変わりませんでしたが、最終型番に近い物の方は状態はかなり良いです。

肝心の後期型の見分け方ですが、
本体裏面に
G******
SHVC-JPN-01
と小さく記載されています。

 

 

 

 

 

また、中を開けると基板左上に小さくSNS 1CHIPと記載されており、
普通の後期型の場合はSNS APUとなっています。

 

 

 

 

 

また、電源スイッチ側のシールドを剥がすと型番の記載もありますのでそちらでも判断可能です。

統合型かは開けてみないと分かりませんが、ある程度の目安にはなるかと思います。
(確率は後期型で3台に1台が統合型なので、一か八か買われてみるといいかもしれません)
また、あまり変色していないのがほとんどなので、その辺も判断基準になると思います。

高画質、高音質化されていると書きましたが具体的には
滲みが少なく、ドットがくっきり見える
(恐らくRGB→コンポジット映像信号のチップが変わったためと思われます)
・白色が綺麗に出る
・DACが変更されたため高音質になった(気持ち程度なので高画質化がメインになります)

こちらは近日、統合型を秋葉原店で発売予定です。
同じく画質・音質が良いスーパーファミコンJrに比べてもお手頃価格でお求めやすくなっております。

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