2002年、まるで黒船来航のごとく日本のゲーム業界へ参戦したマイクロソフトの『Xbox』。
現在では『Xbox Game Pass』を中心としたサービス展開で、PCや最新Xboxハードを大いに盛り上げてくれています。
そんなXboxシステムの根幹にあるのが、オンラインシステム『Xbox Live』です。
当時はまだ珍しかった「定額課金制」(サブスク型)でありながら、圧倒的に安定したマッチメイキングや便利な機能の数々で、長きにわたってゲーマーに愛されてきました。
『Xbox 360』の時代に入ると、ボイスチャットやフレンド機能などのユーティリティが劇的に進化し、現在のオンラインゲーム環境と比べてもまったく遜色のないインフラが完成していましたね。
今回は、そんなオンライン黎明期~発展期の息吹を色濃く残す、Xbox 360の周辺機器コレクションを埼玉県川口市のお客様よりお譲りいただきました。
かつて「Xbox Live ゴールドメンバーシップ 12ヶ月分」の更新を8年間続けていた私が、当時を振り返りながらご紹介していきます!
Xbox 360 メッセンジャー キット
まずは、2007年9月12日開催の「Xbox 360 ブリーフィング 2007」にて発表された『メッセンジャー キット』です!
「Xbox 360 チャットパッド」と「Xbox 360 ヘッドセット」が同梱されたパッケージで、Xbox Liveを楽しむための必需品でした。
人間工学に基づき「持ちやすさが劇的に進化した」と絶賛されたXbox 360コントローラーですが、実は拡張性の高さもなかなかの仕上がり。
過去のN64やドリームキャストといった前世代の拡張式コントローラーと比較すると、コントローラー下部にカシャッと収まるチャットパッドのスマートさは進化を感じましたね。
ゲームをしながらボイチャするのも今や見慣れた光景ですが、当時は無線コントローラーにヘッドセットをつなぐ未来感に感動した記憶があります。
この周辺機器が発表された2007年秋といえば、360初のシリーズ作にして最大のキラータイトル『Halo 3』が遂に登場し、さらにテクモの『NINJA GAIDEN II』のリリースも発表されるなど、大作タイトルの熱気が最高潮に達しつつあった時期でしたね。
「グレ使ってその程度とか雑魚乙」などとファンメで煽られ、顔真っ赤でチャットパッドで言い返していたあの頃……。
今となっては「実力でわからせろよ」と恥ずかしくなる苦い思い出ですね(笑)
Xbox Live ビジョン
続いては、2006年11月2日に発売されたWebカメラ型周辺機器『Xbox Live ビジョン』です。
解像度は640×480(130万画素)で、USB接続のためPCでもWebカメラとして使用できるスグレモノでした。
プロフィールへの写真設定や写真付きメッセージの送信はもちろん、一部の対応タイトルではゲーム中の映像を配信できたりしました。
加えて、自分の顔を取り込んでゲーム内アバターに反映させる「Digimask機能」など、当時としてはかなり先進的なシステムが提供されていました。
そして本機のパッケージ裏にもバッチリ写っていますが……Liveビジョンといえば、何と言っても『UNO』ですよね!!
当時のXbox 360本体(一部モデル)にはミニゲームの詰め合わせ『Xbox Live アーケード コンピレーションディスク』が同梱されており、同作も収録されていました。
つまり「フレンド全員が持っている」状態だったため、「みんな持ってるから、喋りながらUNOやろうぜ!」ということもしばしばありました(笑)
たかがUNOと思うかもしれませんが、友達の家に行かなくても面と向かってテーブルゲームが遊べることはスゴかった時代でした。
後に登場するセンサー型周辺機器『Kinect(2010年11月発売)』にバトンを渡す形でお役御免となっています。
家庭用ゲーム機のオンラインコミュニケーションの進化を如実に感じさせてくれる味わい深いアイテムです。
『インフィニット アンディスカバリー』オリジナルフェイスプレート
最後は、2008年9月11日に発売されたXbox 360専用RPG『インフィニット アンディスカバリー』のフェイスプレートです。
ヒロインの「アーヤ」が大きくプリントされたデザインです。
本作は『スターオーシャン』シリーズ等で知られるトライエースが開発を担当。
システムもSOシリーズに近く、後にスマホの『スターオーシャン:アナムネシス』にもゲスト参戦を果たしました。
「Xbox 360向けに日本のRPGを大々的に展開する」という、いわゆる“JRPG黄金期”を象徴するタイトルのひとつで、他のタイトルには『ブルードラゴン』や『テイルズオブヴェスペリア』などがありましたね。
フェイスプレートとは、Xbox 360本体のフロントパネルを取り外して着せ替えできる公式のカスタマイズアイテム。
限定本体に付属したり、今回のように本体購入キャンペーンの先着特典として配布されたりしていました。
ただこのフェイスプレート、「外す時にめちゃくちゃ硬くて、割ってしまいそうで怖い」という致命的な(?)弱点がありました。
「せっかく限定プレートを手に入れたけど、割れると嫌だからパッケージに入れたまましまっておこう……」となったユーザーも多かったのではないでしょうか。
何を隠そう、自分も完全にそのクチでしたので(笑)
まとめ
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