【宅配買取】MSXの陰に隠れた珠玉のハード、ホビーパソコン『M5』のソフトをお譲りいただきました

   

ソード電算機システム社(現在のソード)とタカラ(現在のタカラトミー)がタッグを組んで世に送り出した、B5サイズのコンパクトなパソコンをご存知でしょうか。

その直後に「MSX」が台頭したことで、残念ながら短い期間で歴史から姿を消してしまった不遇のハードですが、レトロゲーム史という観点から見つめ直すと、革新的な要素も多く見受けられます。

今回は、富山県富山市のお客様より宅配買取にてお譲りいただきました、名機『M5』シリーズの貴重なソフトコレクションをご紹介いたします!

クリエイティブ・コンピューター「M5」とは?

1982年11月に発売された『M5』は、B5サイズという小型のボディシェルに、シックで洗練されたデザインが非常に映える機種です。
同世代機PCの中でもかなり小さく、小型で有名なカシオのMSX『PV-7』よりも小ぶりとなっています。

開発元のソード電算機システムは1970年に設立され、国産マイコンをいち早く製造するなど、日本のパソコン黎明期におけるビジネスシーンで大活躍した立役者です。
同社はその高い技術力を活かしてホビーPC市場にも参入。同年8月に発売されたトミーの『ぴゅう太』に続く形で、ROMカートリッジ(またはカセットテープ)を挿すだけで手軽にゲームが遊べるパソコンとして『M5』を定価49,800円でリリースしました。

また、タカラからも『ゲームパソコン』という非常にシンプルで直球なネーミングのOEM版が同時に発売されています。
こちらはジョイスティックが標準で2つ付属しており、コントローラーの分だけ高い59,800円という、当時としてもかなりの高額商品でした。

翌1983年に発売される任天堂のファミコン(14,800円)が、いかに常識破りの破格であったかがよくわかりますよね。

ナムコやコナミも参入! M5のソフトラインナップ

本体の短命さとは裏腹に、ソフトのラインナップは非常に豪華でした。
ゲームセンターで人気を博していたナムコやコナミといった大手メーカーが参入し、『ギャラガ』や『プーヤン』といった数多くの名作アーケードゲームが移植されています。

今回お譲りいただいたコレクションの中にも、パソコンゲームらしい魅力が詰まったタイトルが揃っていました。
遊びながら英語を学べる学習ソフトの要素を持った迷路ゲーム『ワードメイズ』、ガールフレンドにフルーツを配るキュートな『フルーツサーチ』、そして王道見下ろし型レースゲームの『ピットチェイサー』など、古典的ながらも色褪せないゲームが揃っていました。

また、カセットテープのソフトは「A面とB面のどちらにもデータを記録できる」という性質を活かし、片面に「ソリティア」や「リバーシ(オセロ)」といった定番タイトル、もう片面にオリジナルゲームをセットにして収録するという工夫が凝らされていました。

そして何より驚くべきは、今回お譲りいただいたカセットテープのソフトたちが「未開封」であったことです! かつて、街のパソコンショップやおもちゃ屋さんのガラスケースの棚で、長きにわたってお勤め(陳列)していた情景が目に浮かんでくるようで、猛烈にノスタルジックな気持ちになりました。

まとめ

BEEPでは、各種レトロPC本体や専用ソフトを絶賛高価買取中です。
今回ご紹介した『M5』につきましても、ソード版(M5)とタカラ版(ゲームパソコン)の細かな仕様の違いや価値を専門スタッフがバッチリ見極め、適正な価格でしっかりと評価させていただきます。

なお、BEEPの公式サイト内にある「マイコン資料館」のページでは、M5シリーズに関する詳細をサイト上で公開しております。
当時のカタログやハードの歴史についてより深く知りたい方は、ぜひ一度覗いてみてくださいね!

マイコン資料館『ソード M5』

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