1994年は、皆が「次世代機」に胸を躍らせており、ゲーム史的にも一番のデッドヒートだったと感じます。
そんな次世代機の性能を誇示できるジャンルといえば、やはりスピード感溢れるレースゲームではないでしょうか?
今回は、福島県郡山市のお客様より、そんな当時の熱気を思い出すレースゲームのコレクションをお譲りいただきました。
アーケードの興奮から、ちょっと濃いめの洋ゲーまで、ピックアップして振り返ってみましょう。
ゲイルレーサー(ラッドモビール)
1994年12月2日にセガサターンで発売された、アーケードからの移植作です。
元々はセガのアーケード基板『System32』で稼働していた『ラッドモビール』の移植版となっています。
正直なところ、アーケード版の滑らかさを知っていると、サターン版のフレームレートの低さや描画距離の短さに「あれれ……?」と戸惑ったファンも多かったはず。
同時期に発売されたプレイステーションの『リッジレーサー』がポリゴンでバリバリ動いていたこともあり、当時のハード戦争の厳しさを痛感する一作というイメージが強いです。
でも、ルームミラーに揺れる「ソニック」のマスコットが種類豊富になっていたり、独自の新BGMの熱さなど、家庭用ならでは良さもありました。
セガサターンのローンチ時期のタイトルということもあり、思い出深いお客様も多いのでは?
首都高バトル’97
1997年2月28日にセガサターンで発売された、首都高バトルシリーズの1本です。プレイステーション版からのアレンジ移植となっています。
シリーズとしては初めてのポリゴンで、スーファミ(前作)ではできなかった3Dによる圧倒的臨場感を演出しています。
『頭文字D』や『湾岸ミッドナイト』に夢中だった世代には、このストリートレースの世界観はたまらないものがありました。
伝説のレーサー「土屋圭市」氏&伝説のチューナー「坂東正明」氏が実写ムービーで登場する演出は、まさに「実写=次世代」だった当時の最先端を感じます。
2006年のXbox360ソフト『首都高バトルX』を最後にシリーズが途絶えていましたが、2026年2月に20年越しの新作が発売されたのは本当に胸アツな展開です。
この機会にあの頃のポリゴンを復習することで、最新作を遊んだ際のカタルシスを増幅させるもの一興でしょう。
開発会社の元気(GENKI)さんといえば、やっぱりこのシリーズのイメージが強いので今後も精力的に展開してほしいものです。
オフ・ワールド・インターセプターエクストリーム
1995年11月24日にセガサターンで発売された、3Dシューティングレースです。
現在も『トゥームレイダー』シリーズなどで知られる老舗『クリスタル・ダイナミックス』が手掛けており、非常に「洋ゲー」らしいアクの強さが魅力の作品です。
様々な惑星を舞台に、武装した4WDで敵を蹴散らしながら爆走する感覚は、日本のレースゲームにはない破壊と自由にあふれています。
幕間の実写ムービーも、コテコテの洋画スタイル。吹き替えなど小粋な雰囲気でニヤリとさせられます。
何より面白いのが「残機=主人公のクローン」という設定。ゲーム的な都合をしっかり世界観に落とし込んでいるあたり、センスを感じます。
元々は3DOの看板タイトルでしたが、サターンへの移植に際してバランス調整が行われており、遊びやすくなっているのもポイントです。
それにしても、3DOの名作って他ハードに移植されがちなので、独占の名作タイトルが少ないんですよね……(笑)
まとめ
セガサターンのレースゲームは、ハードの限界に挑んだものから、実写と融合したものまで、試行錯誤を感じるものばかりです。
今回は取り上げませんでしたが『セガラリー』シリーズは、挿入歌と共に伝説となっていますよね。
BEEPでは、こうしたレトロゲームの価値をしっかり理解したスタッフが、一点一点愛情を持って査定いたします。
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