【宅配買取】ちょっと珍しい『スーパーファミコン』RPGのコレクションをお譲りいただきました

  

ファミコン時代に火が付いたRPGジャンルは、『スーパーファミコン』にも受け継がれ、さらに大きく進化しました。
16ビット機ならではの豊かなグラフィックと大容量のROMにより、物語の没入感と戦闘の戦略性がさらに高まりました。

この時代、『ドラゴンクエストV』や『ファイナルファンタジー6』といったビッグタイトルがゲーム史に燦然と輝く一方、特定のファンから熱烈に支持される個性的な名作も数多く誕生しています。
本日は埼玉県坂戸市のお客様からお譲りいただいたRPGコレクションから、特に個性が光る3作品をご紹介します。

タクティクスオウガ

1995年10月6日に発売された、クエスト開発のシミュレーションRPGです。
前作『伝説のオウガバトル』のリアルタイムストラテジーから一転し、新たなシミュレーションシステムを採用したことが評判を呼びました。

ストーリーは、民族紛争や戦争の不条理といった現実的なテーマを扱っており、重厚なシナリオが展開されます。
プレイヤーの選択で善悪のパラメータが変動し、ステータスに応じてエンディングが変化するマルチエンディングを採用、怒涛の『鬱ゲー』展開になることもあります。

システムは、向きや高さといった地形やユニットの状態はもちろん、天候変化による有利不利なども設定されており、戦略制が非常に高いです。
敵味方のターンに区別のない『ウェイトターンシステム』や、ユニットのクラスチェンジ、育成の自由度は、以降の『オウガバトルサーガ』の基礎を確立することになります。

王道な「勇者の物語」とは一線を画す、大人向けの重厚な群像劇を描き切り、今なお多くのファンに愛され続けている金字塔的作品です。

ラプラスの魔(スーパーファミコン版)

1995年9月29日に発売された、ハミングバードソフトが送る異色のホラーRPGです。
元は『PC-88』をはじめとしたパソコンゲームで、小説版の設定を取り入れたアレンジ移植版となっています。

舞台を現代アメリカのニューイングランド地方にある古びた洋館「ウェザートップ館」で起こった幽霊騒動の謎を解き明かしていきます。
RPGの始祖ともいえる『ウィザードリィ』のシステムをベースに、クトゥルフ神話のテイストを取り入れたストーリーは、当時としてはかなり斬新でした。

戦闘では、『恐怖度』(クトゥルフ神話でいうところの正気度『SAN』に相当)というパラメータが存在します。
モンスターとの遭遇や不可解な現象によってこれが上昇すると、キャラクターがパニックを起こしたり、逃亡したりします。
この張り詰めた緊張感は、スーファミではなかなか味わえないものでしょう。

日本のアドベンチャーゲームと海外の本格RPGのエッセンスが融合した、カルト的な人気を誇る作品です。

ミスティックアーク

1995年7月14日に発売された、エニックスの個性的なファンタジーRPGです。
システム自体はオーソドックスなRPGですが、童話のような世界観を探索していく点が、ファンから高く評価されています。

謎の術により”フィギュア化”されてしまった主人公が、『アーク』と呼ばれる7つのアイテムを探し出し、元の世界に戻ることを目指すストーリーです。
手に入れたアークを活用し、同じくフィギュアにされてしまった仲間を実体化させたり、謎解きやミニゲームを進めていくことになります。

アークが隠されたそれぞれの世界には、独特の設定がされており、プレイヤーを深く引き込みます。
子供たちばかりの「子供の世界」、ホラー映画に出てくるような洋館が舞台「闇の世界」といった毛色が異なった世界で構成されます。
特に『緑の世界』は、色のない世界になってしまったことを”モノクロ画面”で表現するなど、スーファミの表現力を活かした演出となっています。

また、「ワンダープロジェクト」シリーズを担当した「森彰彦」氏の曲は、独特の世界観を引き立てるのに一役買っています。
プレイステーションで発売された続編『ミスティックアーク まぼろし劇場』と合わせて、隠れた名作として評価が高い作品です。


『スーパーファミコン』はいまだに根強い人気を誇っていますが、それはほかのゲーム機も同様です。
BEEPではあらゆる年代のゲーム機本体・ゲームソフトを買取募集中です。
箱や説明書のないソフト、仮に状態が悪かったり動かないものも、ぜひ一度ご相談頂ければと思います。

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