2025年09月12日金曜日

【宅配買取】激レアなゴールデンディスクも！『ディスクシステム』のコレクションをお譲りいただきました

現在におけるダウンロード販売に近いエッセンスをもつ、『ディスクシステム』。
革新的なシステムで時代を切り拓いた存在であり、ゲームをより気軽に買えるようにした功績高いシステムでしたね。

今回、東京都中央区のお客様よりお譲りいただきました『ディスクシステム』ソフトをご紹介したいと思います。
ファミコンマニアの夢である、「ゴールデンなヤツ」もありますので是非お付き合いください。

1 スーパーマリオブラザーズ2
2 ゼルダの伝説
3 謎の村雨城
4 ゴルフJAPANコースのゴルフトーナメント（ゴールデンディスク）

スーパーマリオブラザーズ2

1986年6月3日に発売された『スーパーマリオブラザーズ』の続編です。

初代『スーパーマリオ』が朝飯前向けのプレイヤーへが対象の難易度なので、初心者お断りの歴代最強とも名高い作品として有名です。
ステージ1-1から残機の無限増殖ができる裏技がありますが、それをあっという間に溶かしてしまうほどの凶悪さが、本作が『ムズゲー』と称される所以でしょう。

作品としては、マリオ兄弟の性能に差別化が図られたことが大きいでしょう。
今ではおなじみの設定である、「ルイージは滑りやすいが、ジャンプ力が高い」というアイデンティティはここから始まりました。

『ニンテンドウパワー』の書き換えソフトとしてリリースされた、『スーパーマリオブラザーズデラックス』にも本作のステージが移植されています。
『ゲームボーイカラー』のソフトなので、画面比率の小ささがもろに難易度に直結。ただでさえ難しいところに拍車をかけています。
入手難度もさながら、ゲームの難易度もパワーアップしているので我こそはという方は是非挑戦してみてくださいね！

ゼルダの伝説

1986年2月21日に発売された『ゼルダの伝説』シリーズの記念すべき1作目。
『ディスクシステム』のローンチタイトル（同時発売）でもあります。

磁気ディスクの大容量を活用することで、全128画面で構成された広大なフィールド『ハイラル』を、見事に再現しています。
おなじみの「メインテーマ」は『ディスクシステム』の波形メモリ音源から奏でられており、ファミコンながらも非常に雄大なBGMとなっています。

ちなみに海外では、『ディスクシステム』がないため、カードリッジ版としてリリースされています。
トライフォースをイメージした黄金のカードリッジになっており、ファンやコレクターからの人気が高いです。

その源流となったであろうソフトは、ATARIの『アドベンチャー』と言われています。
簡素ながらも、ビデオゲーム黎明期としてはかなり自由度が高く、古典的な価値は非常に高いと言えます。
よりブラッシュアップした「ゼルダ」の偉大さをかみしめるために、合わせて遊んでみても面白いと思いますよ！

謎の村雨城

1986年4月14日に発売された『ディスクシステム』オリジナルの時代劇アクション。
江戸時代前期を舞台に「村雨城」に飛来した謎の生命体の真相を暴くため、主人公の剣士「鷹丸」が城を目指すというストーリー。

時代劇でありながらも、SF要素が融合した異質な世界観こそ、本作の最大の魅力と言えるでしょう。
オープニングのイントロが怖かったプレイヤーも多かったのではないでしょうか？
でもゲームが始まれば、彩色豊かなファミコンらしいグラフィックで一安心するんですけどね(笑)

「ゼルダ」や「メトロイド」と同期ではあるものの、同時代の他作品と比べるとマイナーな印象で、コラボレーションも多くはありませんでした。
しかし、『スマブラ』シリーズにアシストフィギュアとして「鷹丸」が登場したり、Wii用ソフト『戦国無双3』では「謎の村雨城」に関連するボーナスシナリオがあります。
任天堂も忘れているわけではないようなので、今後また登場してくれると嬉しく思います。

ゴルフJAPANコースのゴルフトーナメント（ゴールデンディスク）

1987年2月21日に発売されたディスクシステム用ソフト『ゴルフJAPANコース』の大会イベントの入賞景品です。
『ディスクシステム』のマスコットキャラクター、「ディスくん」のケースに収められています。

ゲーム大会『ファミリーコンピュータ・ゴルフトーナメント』の景品として、全部で5,000本存在しており、こちらは入賞者バージョンです。
というのも、上位100位になったプレイヤーのものはデザインや中身がことなっており、マリオが刻印された立派な楯に収められたものになっています。
特に注目したいのが、入賞者名が刻印されるため、起動すると『○○位 BEEP 太郎』のように表示され、上位100本すべてがオンリーワンとなります。