「クトゥルフ神話TRPG」は1981年にアメリカのケイオシアム社から発売され、日本版は1986年にホビージャパンから「クトゥルフの呼び声」として発売。その後タイトルを「クトゥルフ神話TRPG」と変更されたものが2004年にエンターブレインから発売されました。
元ネタとなるクトゥルフ神話はアメリカ人の作家H.P.ラヴクラフトによって創作された架空の設定で、ざっくり言うと、太古に地球を支配していた旧支配者と言われる邪神や異形の生物が現代に蘇り、人々が恐怖にさらされていく物語になります。
「クトゥルフ神話TRPG」は日本国内においてのクトゥルーブームの火付け役とも言われ、他のTRPGに比べて自由度が高かったこともあり当時かなりのブームになりました。
この度、埼玉県さいたま市のお客様より「クトゥルフ神話TRPG」のルールブックのコレクションをお譲りいただきましたのでご紹介したいと思います。
コール・オブ・クトゥルフ d20

第2期の初期に発売されたのがこの「コール・オブ・クトゥルフ d20」。
「ダンジョンズ&ドラゴンズ」で採用されているd20システムを採用しており、本家の「クトゥルフ神話TRPG」とは異なるゲームシステムになっています。
立ち位置的には「クトゥルフ神話TRPG」のスピンオフ的な扱いになります。
本家「クトゥルフ神話TRPG」は翌年の2004年に最新の第6版を翻訳した物が発売になりました。
このタイミングでタイトルが「クトゥルフの呼び声」から、馴染みのある方も多いであろう「クトゥルフ神話TRPG」へと変更になっています。
クトルゥフ・ダークエイジ

「クトゥルフ・ダークエイジ」は西暦950年の中世ヨーロッパを舞台としたルールブックです。
1900年代を舞台したルールブックが多い「クトゥルフ神話TRPG」の中では異色の作品になっています。
時代に合った探索者を作れるのが魅力的で、ハングリー精神旺盛で力を欲する冒険者や『ダークソウル』さながらの甲冑装備で暴れまわる男爵等、ロールプレイが楽しくなっちゃいます。
クトゥルフ神話TRPG 比叡山炎上

タイトルと表紙から察することができますが、日本の戦国時代を舞台としたルールブックになります。
設定も凝っていて、クトゥルフ神話の邪神が日本の古来の妖怪に置き換えられ、あの妖怪の正体は実はクトゥルフの邪神だったというような面白い設定がされています。
戦国のたくましい人々を表している追加ルールが熱く、現代ルールの探索者よりもステータスが全体的に高くなるため神話生物ともまっとうに殴り合えたりもできるとか!
クトゥルフ神話TRPG 七つの怪談

日本を舞台にしたシナリオ集で、古来から伝わる怪談や伝説をクトゥルフ神話に置き換えたシナリオが7本収録されています。
日本では、由緒正しい1900年代よりもとっつきやすい現代シナリオでプレイすることが主流になりつつあるので、1冊持っておくとなにかと便利かと思います。
クトゥルフ・ワールドツアー 忌まわしき古代遺跡

クトゥルフ神話に関連した古代遺跡のガイドブックで、第2期では2冊めのワールドツアーになります。
ワールドツアーはシナリオ作成などの際にあると便利な設定や資料集になります。
シナリオ自作勢にとってのサプリメントは、「なんぼあってもいいもの」ですからね。設定をモリモリ作り込みたい方にはピッタリでしょう!
BEEPでは各種ボードゲームの買取をお待ちしております。
『クトルゥフ神話TRPG』は、動画サイトを中心に非常に人気のあるTRPG。ルールブックも高額で取引されております。
特に古いものについては、絶版しているということもあり非常に需要があります。
買取方法も宅配買取や出張買取、店頭買取など、お客様のご都合にあわせて対応させていただきます、お問い合わせお待ちしております。





