90年代-00年初頭に少年を生きたキッズ達の大好物といえば、「トランスクリア」(スケスケボディ)の本体でしょう。
クリアボディから透ける内部メカは、子供心をくすぐられますよね!
各社のゲーム機にも標準でクリア系カラーがあり、限定版でも積極的に採用されていました。
この度、新潟県長岡市のお客様よりお譲り頂きましたトランスクリアの本体のコレクションをご紹介したいと思います。
ドリームキャスト(レッドスケルトン)
2000年2月3日に登場した、1800台限定の『バイオハザード』コラボバージョンです。
主人公『クレア・レッドフィールド』のイメージカラーの赤を基調とした本体となっています。
DC版先行で発売された当時の新作『バイオハザードCODE:Veronica』のソフトと、限定カラーのビジュアルメモリーも付属。
シリーズおなじみのセーブするためのアイテム「インクリボン」を彷彿させるグレーカラーに仕上がっています。
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ディスクトレイの部分もスケスケなので、セットしたGD-ROMが見えるのが趣深いですね!
『バイオハザードCODE:Veronica』のエピソード」といえば、やはり歴代最強クラスのナイフでしょう。
多段ヒットすることから、「ゾンビ」を簡単にひるませられ、熟練だと「銃なんて弱い」と感じてしまうレベルです。
また、後に出た「完全版」とは演出やグラフィックが異なり、シリーズの究極のラスボス「ウェスカー」が情けなかったり、
本作のクレアの相棒「スティーブ」の髪型が真ん中分けだったりとDC版ならではの見どころにも注目したいです(笑)
ニンテンドウ64(ミッドナイトブルー)
1999年11月におもちゃチェーン「トイザらス」限定で販売された本体です。
「トイザらス」限定カラーで言えば2台目のカラーバリエーションで、前年に「ゴールド」がリリースされています。
本体カラーは「青」とされていますが、肉眼で見るとほとんど「紫」に近いです。
『ゲームボーイアドバンス』のミルキーブルーもそうですが、あえて変わった青色とすることででおしゃれ感が出ていますよね。
また、「トイザらス」といえばゲーム機以外にも、限定アイテムが数多く販売されていました。
例えば『レゴブロック』も、限定の製品がトイザらスのみで販売されていたりしたのでそれを目当てによく両親に連れて行ってもらいました。
店舗の作りがアメリカンで、ひとたび入店すれば町のおもちゃ屋さんでは見かけない海外のおもちゃもたくさんありドキドキしたものです。
現在では店舗数も減少し、あの独特の雰囲気も鳴りを潜めてしまいましたが、訪れる度にあの頃の思い出が蘇ります。
Apple eMate 300
1997年3月7日にAppleから発売された、ノート型の『Newton』PDA(携帯情報端末)です。
頑丈なプラスチックのボディと、大型キーボード・タッチペンでの操作、モノクロモニターながらもバックライト搭載等かなり先進的な設計が特徴のマシンです。
※モノクロに青いバックライトは、『ゲームボーイライト』を想起させます。
デザイナーは、Appleのチーフデザイナー「ジョニー・アイブ」氏で、『iMac G3』の「クリアボディー」デザインの発案者です。
『iMac G3』は1998年に登場しましたが、本機はその前年にリリース。デザインも同様に「アイブ」氏で、まさに『プロトタイプ』のような存在と言えます。
このような尖った設計になった経緯として、12歳未満の子供を対象とした教育利用用途があったためです。
そのため、『Newton』のハイエンドモデル『MessagePad 2000』よりは抑えめのスペックで、代わりに最大28時間稼働というバッテリーパフォーマンスを叩き出しています。
本体カラーは濃い目「クリアグリーン」のみですが、プロトタイプには様々なクリアカラーが用意されていたようです。
独特の貝殻のような本体シェルと豊富なカラーバリエーション、後に登場する『iBook Clamshell』へと引き継がれています。
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