【出張買取】究極の激レア『メガドライブ』! 後期版『ワンダーメガ』をお譲り頂きました。 

セガ版ワンダーメガ

海外を含めると途方もない本体バリエーションがあることでおなじみの『メガドライブ』

『メガドライバー』クラスのマニアとなると、すべて集めたくなるのは想像に難くありません。

当時特に高額だった多機能な機種『レーザーアクティブ』と『ワンダーメガ』は、本体コンプリートの最大の障壁かと思います。

そんな『ワンダーメガ』(セガ版)を、非常に綺麗な状態でお譲り頂きました!東京都東村山市に眠っていた珍品、さっそく紹介したいと思います。

 

高級マルチメディア機

ワンダーメガのパッケージ裏

本製品は日本ビクター(現・JVCケンウッド)とセガのコラボレーション製品となっており、通常のメガCDに加えてマイク端子やMIDIポートを備えています。

そのため、カラオケ機としての運用やMIDIポートを使用してキーボード演奏等にも対応、セットで使うことを想定した高級スピーカー「ワンダーサウンド」(RG-SP1)も同時に発売しています。

多機能を全面的に押し出しているスタイルは、90年代のマルチメディア機の流れを作ったハードと言えるかもしれません。

セガ版

映像方式も「RF端子」「RCA端子(3色ケーブル)」「S端子」と複数に対応、専用のコネクタが必要なくなったため取り回しが良くなりました。

DAP端子を用いたバランス接続も可能で、高額オーディオ機器としての運用が可能だったことが最大の売りと言えます。

個人的には、シックで高級感のある本体シェルとドライブ周りの蛍光グリーンランプがワンポイントになっていてカッコイイと思ってます!

Victor版

『ワンダーメガ』には、ビクターリリースの前期版(RG-M1)とセガリリースの後期版(通称ワンダーメガS)が存在しており内容物に若干の違いがあります。

見分け方は簡単で、本体右上のロゴが『SEGA』なのか『Victor』なのかで見分けられます。

MDのステッカー

また、前期版のみ『メガドライブ』と『メガCD』に対応している旨のシールが貼られています。後期版のいいところは、3000円くらい安いことですかね!(笑)

先進的すぎる謎の機能

ワンダーライブラリ

 

『ワンダーメガ』には、電子ブック(今でいう電子書籍)に対応させる専用ソフト『ワンダーライブラリー』が付いていました。

電子ブックはCD内でキーワードを検索できることから、主に辞典系のソフトが多くリリースされていました。

 

企画自体は、ソニーが率先して開発していたことで知られており、『データディスクマン』という機器でも再生できたようです。

後に『セガサターン』でも、同様の機能を持つ拡張カートリッジ『セガサターン電子ブックオペレーター』が登場しています。

 

幻のおまけゲーム

ワンダーコレクション

ビクター版には、『ワンダーメガコレクション』というおまけソフトが付属しています。

『ゲームのかんずめ』に収録されていたミニゲームをBGMや追加音声を加えた豪華仕様にして収録。クイズゲーム『クイズスクランブル』とCD-Gによる4曲のカラオケデモを加えたものです。簡素なものではありますが、『ワンダーメガ』の性能を楽しむには手堅いゲームといえます。

本体のレアリティの高さもあいまって、長きにわたってプレイが難しいタイトルでしたが『メガドライブ2ミニ』でまさかの復刻とあいなりました。
※さすがにカラオケ部分は曲の権利的に収録が無理だったようですが(笑)

 

マイナーチェンジ機について

マルチメガのパッケージです

『ワンダーメガ』は海外では発売されておらず、相当する機器としては『セガ・マルチメガ』(Sega CDX)があります。

こちらは、CDプレイヤーとして持ち歩くことができ、「単三電池2本」で3時間前後稼働できました。

ワンダーメガM2

1993年には、廉価版モデル『ワンダーメガM2』が発売。赤外線通信による無線コントローラーが追加されています。

こちらは、北米でもリリースされておりいくつかのマイナーチェンジを施して『X’Eyes』という名前で販売されました。

ただし、どちらも『スーパー32X』を装着できないという弊害があり、接続のためにはビクターに直接依頼して改造してもらう必要がありました。

 

多機能で高級感がある本機ですがその弊害として「82,800円」という超ハイプライスで手出しが難しい値段設定に。

通常のメガドライブとメガCDを合わせて買った値段(およそ70,000円)よりも高額だったため、マニアにしか行き届かずに市場から消えてしまいました。

結果、『ワンダーメガ』は失敗となってしまいましたが、非常に魅力的な機器であることは間違いありません。

それにしてもバージョンがあまりに多く、『メガドライバー』の道の険しさを思い知られますね…

 


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