突然ですが、『Xbox360』は基本的にリージョンフリーなので海外版が動くというメリットがあります。
当時を過ごした『Xbox』ユーザーの「あるある」ネタなのですが、あえて海外版を買うという風習がありました。
というのも、『Xbox360』の現役当時だった2010年前後は、かなりの円高でおおよそ1ドルが70~80円前後だったためソフトが安価で買えたんですね!
日本版は表現規制やローカライズ料の問題が散見されていたこともあり、余計に海外版が好まれる傾向にあったと思います。
そんな、海外版『Xbox360』ソフトのコレクションを宮城県仙台市のお客様よりお譲りいただきました。
バリバリの360ユーザーの私が、『Xbox』を代表する名作とエピソードを織り交ぜながらご紹介いたします。
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『Call of Duty』シリーズ
複数の視点から展開されるドラマティックなシナリオのキャンペーンが魅力的な一人称シューティング(FPS)シリーズです。
オリジナル版のPCや『プレイステーション』や果てには『ニンテンドーDS』でも登場しています。
体感として、『Xbox』は当時からオンライン対戦が有料だったことからサーバーが安定していました。
そのため、競技的で実力の高いプレイヤー層と出会えることができたのが『Xbox』を選ぶ理由になっていたと感じます。
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シリーズ最高傑作とも名高い『Call of Duty 4: Modern Warfar』が登場したのが大きいでしょう。
どちらかというとストーリーメインのゲーム性が一変し、オンライン対戦も戦略的でより楽しいものになりました。
武器レベルによるスキンやアタッチメントの解放や「キルストリーク」システムの登場等、以降のシリーズの定番要素もここからの登場です。
個人的には、『Call of Duty: Black Ops』(BO1)もかなりお気に入りで、ゾンビを倒し続けて謎を解く人気モード『NachiZombi』がよりパワーアップしています。
そういえば、今回のお品物にはBO1の前作である『Call of Duty: World at War』(日本未発売)がありませんでした。
今回の買取には含まれてなくてちょっぴり残念です(笑)
『Gears of War』(戰爭機器)シリーズ
Xboxを代表するFPSが『Halo』ならば、三人称シューティング(TPS)といえば間違いなく本シリーズでしょう。
開発スタジオは、対戦型シューターの「オンラインプレイ」の火付け役となった名作『アンリアルトーナメント』を開発した「Epic Games」です。
『アンリアル』シリーズのスピード感と身を隠しながら隙を伺い戦いを進める「カバーアクション」によるリアルさが融合し、エキサイティングな仕上がりとなっています。
本シリーズも『アンリアル』シリーズと同様に「アンリアルエンジン」を採用しており、ハイクオリティなグラフィックが当時のゲーマー達を驚かせました。
また、シリーズのシンボルともいえる巨大なチェーンソーが備わった「Lancer Assault Rifle」のカッコよさとインパクトから大人気となりました。
キャンペーンモードの協力プレイやオンライン対戦も充実しており、『Xbox360』の次世代ハード性能をフルに発揮していたタイトルと言えます。
今回お譲りいただいたものは、「中英合版」というマルチランゲージ版でした。中国語タイトルの「戰爭機器」のインパクトがすごいです(笑)
The Elder Scrolls IV: Oblivion(オブリビオン)
PC黎明期から存在する歴史の長いオープンワールドのアクションRPGで4作目です。
最近は5作目の『スカイリム』が『ニンテンドースイッチ』でリリースされたおかげか、ライト層にも認知されるようになりましたね。
コンシューマーへの一番最初の移植として、当時性能が高かった家庭用ゲーム機である『Xbox360』で先行リリースされました。
特筆すべきは、その高い自由度で広大なマップを散策でき、その中で「NPC」が自由に動き生活しているリアルさ。
前作『Morrowind』(モロウィンド)以上に細かく造形できるキャラクタークリエイト。
そしてDLCによる拡張性高さと、現代の多くのゲームに通じる要素を数多く持っています。
本作は独特のグラフィックをしているためキャラの顔がかなり濃いです。
ゲーム開始時のキャラクリからプレイヤーに牙をむき、どうやってもイカついアメリカンな顔仕上がることがネタにされています(笑)
たまらず、美人化MODが使えるPC版へ移行した方も多かったと思います。
2025年4月にリリースされたリマスター版では、なりを潜めているので顔が気になるプレイヤーはそちらで遊ぶのがよいかと思います!
グラフィックの進化とは偉大ですね…
Left 4 Dead(悪霊勢力)
大量のゾンビが押し寄せる様々なシチュエーションから脱出を試みる、協力型のアクションFPSです。
タイトル通り、4人の個性豊かな「生存者」を操作して個性豊かな「感染者」とステージギミックを攻略していきます。
発売元こそ「EA Games」ですが、開発スタジオは「Valve Software」です。今ではすっかり「Steam」の運営会社として有名になりました。
雪崩のように猛スピードで襲い掛かってくるゾンビをバリバリ倒す爽快感は、本作の最大の魅力ですが簡単にはいかないのがまたミソです。
先述の特殊な「感染者」の存在に、捕縛されたり妨害されたりするので仲間との協力が不可欠になっています。
キャンペーンモードでは、非常に厄介な「感染者」達ですが、生存者と感染者に分かれるオンライン対戦では仕掛ける側に回れるのも面白い点ですね。
本作も続編の『Left 4 Dead 2』も、コンシューマー版は『Xbox360』独占のタイトルとなっているので当時はまずオススメできるゲームとして『Halo』と合わせて挙げていた記憶があります。
かなり面白いシリーズなのですがもう15年以上音定がなく、人気『Dead by Daylight』に本作のキャラがゲスト出演している程度の状態です。
※精神的続編の『Back 4 Blood』もありますが、私にはカードシステムが合わなかったんですよね…
Valveさん、Xbox GamepassとSteamで『Left 4 Dead 3』待ってますよ!
ちなみに、いくらリージョンフリーといえど、映像出力の違うヨーロッパ版(PAL)は起動できませんヨ…
※ちなみに、今回PAL版の2本が確認できませんでした…無念!
BEEPではあらゆる年代のゲーム機本体・ゲームソフトを買取募集中です。
今回のような「海外版ソフト」もウェルカムです!
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