『ドラえもん』ゲーム等で有名なエポック社は、80年代初頭に数多くのゲーム機をリリースしていました。
家庭用は『カセットビジョン』シリーズ、電子ゲームは『ポケットデジコム』シリーズを展開しており、バリエーション豊かな内容は人気を博しました。
そんな『ポケットデジコム』のコレクションを群馬県高崎市のお客様よりお譲りいただきました。
マーカーが当時の持ち主を主張するノスタルジーさに乗せてご紹介したいと思います。
ポケットデジコム『パクパクマン』
1981年、電子ゲーム界隈は任天堂『ゲーム&ウオッチ』の独壇場となっていました。
負けれらないぞと言わんばかりに登場したのが、エポック社の『ポケットデジコム パクパクマン』です。
お察しの通り、当時コピーゲームが大量につくられていた『〇ックマン』のコピー品となっています。
パクりゲームながらも丁寧に作られていた為、大ヒットを記録することになります!約300万台も売り上げたそうですヨ!
アラーム機能しかない『ゲーム&ウオッチ』と比較して、機能が豊富だったのも強みでした。
ストップウォッチやカレンダーも搭載しており、利便性的にこちらで遊んでいた方も多そうですね。
ポケットデジコム『モンスターパニック』
『パクパクマン』の大ヒットを受けて、送り出した第二弾のタイトルです。
ストーリーは、『モンスターハウス』に迷い込んだ少年が出口を目指してモンスターたちの攻撃をかわすアクションゲームです。
小さいに画面の中には、「フランケンシュタイン」、「ドラキュラ」、「半魚人」、「ミイラ男」、「ガイコツ」とおなじみのモンスターたちがひしめきます。
電子ゲームという、限られたパターンの中で多くのキャラクターが登場していて、アクション性も高い内容なのは素直に評価したいです。
ちなみに、『モンスターパニック』と『パクパクマン』と同型の本体には、『オイルギャング』というゲームもあります。
このCMが妙に印象に残っており、宣伝文句の「君ならできる!」というフレーズが妙に友人間ではやった思い出があります(笑)
ポケットデジコムスーパーワイド『妖怪ゴルゴン』
ライバルの『ゲーム&ウオッチ』には、たくさんの本体バリエーションがありますが、『ポケットデジコム』も同様です。
その中でも、目を引くのが『妖怪ゴルゴン』でしょう。画面左を大きく占有する『大魔像』に一目ぼれした少年もいたことでしょう。
ギリシャ神話をモチーフにした、アクションアドベンチャーとなっておりマップ構造も作り込まれています。
電子ゲームは、単調なゲーム性になってしまいがちなので、本作のようにバリエーションを重視する動きが各社で試されていたんですね。
任天堂も後に、かなり似た内容の『ゲーム&ウオッチ版ZELDA』をリリースしています。
知名度や希少価値はあちらには劣りますが、先進性は間違いなくこちらに軍配が上がるでしょう!
『ポケットデジコムミニ』シリーズ
ポケットデジコムのバリエーションの一つで、機能と本体サイズを縮小した廉価版モデルです。
価格も通常の『ポケットデジコム』より、1500円ほど安く、両親に買ってもらいやすかったと思います。
※『ゲーム&ウオッチ』は6000円くらいしていたので高額だった。
『キングコング』シリーズは、2バージョンリリースされ、映画を思わせる『ニューヨーク編』とヒロイックなコングを楽しめる『ジャングル編』があります。
任天堂の「ドンキーコング」に関しても、コナミの「キングコング」ゲームにしても、すさまじかったのだと感じますね!
流石は世界のコングだぜ!
BEEPでは任天堂『ゲーム&ウオッチ』やエポック社『デジコム』シリーズといった、LSI/電子ゲームの買取についてのご相談も大歓迎です。
大事に保管していた限定品や、故障して動かないものまで、ぜひ一度ご相談いただければと思います。
当店には各ハードへの愛が深いスタッフが在籍しておりますので、弊社をご検討いただけますと幸いです。
・ゲーム&ウオッチ高価買取リストはこちら
・LSI/電子ゲーム高価買取リストはこちら
皆様からのお問い合わせお待ちしております!