【宅配買取】セガサターンのソフトを200本以上、茨城県水戸市より買取いたしました

セガサターンのゲームの集合写真です

1994年11月22日に発売されたセガサターンは、従来のゲームハードの機能を大幅に強化しただけでなく、3Dグラフィック処理もこなせる多機能なニューハードとしてゲームファンを喜ばせました。プレイステーションやニンテンドー64などとゲーム市場の覇権をめぐっての競争は「次世代ゲーム機戦争」と呼ばれるほどの盛り上がりで、ゲームの歴史において輝かしい時代をつくりあげたともいえるでしょう。発売されたソフトは全部で1057本。社会現象を起こした『バーチャファイター2』や誰でも爽快な走りを楽しめる『デイトナUSA』といったセガらしさにあふれたタイトルだけでなく、RPGやアドベンチャー、またプレイステーションよりお色気が充実したギャルゲーなど、じつに多彩なラインナップでした。今回お譲りいただいたコレクションはそうしたもの以外に「新しいハードのゲームって何だろう?」と実験気味なタイトルがあり、今では味わえない趣があったのでピックアップ紹介いたします。

バーチャファイターポートレート集の写真です

『バーチャファイター CG ポートレート』シリーズはタイトルどおり、『バーチャファイター2』のキャラクターたちのポートレート集です。先に書いたとおり、『バーチャファイター2』は社会現象にまでなったほどの人気ゲームで、特定のキャラクターの使い手なども存在していました。とはいえ、ゲームの先進性こそが人気の要であったようで、キャラクタービジネスには発展しませんでした。当時の大手ゲームショップのセガサターン特価コーナーには必ずと言っていいほどこのシリーズが並んでいたのを覚えています。それでも全キャラクターをリリースしたあたり、セガの男気を感じますね(ちなみにこの全10タイトルを買うと、抽選でラスボス・デュラルのCGポートレートがもらえました)。

エアーズアドベンチャーのパッケージです

遠藤雅伸氏が製作総指揮をとり、美術監督に永野護氏という豪華な才能を投入したRPG。初心者にも優しく、ストーリーを楽しみたいプレイヤー向けに…というコンセプトで制作されたようですが、のちにプロデューサーの柴田賀盆氏が失敗作であったことを公言してしまうほどの仕上がりでした。クソゲーあるいはバカゲーとして罵倒されまくったことで、当時の永野氏は数日間寝込んでしまったとも言われています(真偽のほどは不明)。最近のゲームでもあることですが、本当にすばらしい才能を何人か招いたところで、ゲームはチームワークの賜物なのだな…と思い知らされます。

おまかせセイバーズのパッケージです

『おまかせ!退魔業(セイバーズ)』は子供向けの特撮番組にあった「変身ヒロインもの」をアドベンチャーゲームにしてみようという実験作でした。南青山少女歌劇団出身のオリジナルユニット「FEEL」を起用するだけでなく、いかにもテレビ番組っぽい作りこみが徹底しており、よくも悪くもセガの妙なマニアックさが炸裂しています。

飯島愛グッドアイランドカフェのパッケージです

『グッドアイランドカフェ 飯島愛』はタレントの飯島愛が歌う「グッドアイランドカフェ」のプロモーションビデオをプロデュースする疑似体験ができるアドベンチャーゲームです。当時もてはやされていた“インタラクティブ”を狙ったんだと思います。ムービーが流れたあとに唐突に暗転して会話選択画面に突入したり、唐突にクイズがはじまったりと、当時の「未来の手探り」を感じますね。通しプレイで30分とかからずにエンディングまで到達してしまうため、ゲームを楽しむというよりはファンのためのコレクション要素が強いかと。

マスデストラクションのパッケージです

『マス デストラクション ~お父さんにもできるソフト』は見下ろし型の3Dアクションシューティングゲームです。プレイヤーは3つのタイプの戦車を操りながら、敵や基地を破壊していきます。もともとはイギリスのNMS Software Ltd.がセガサターンとプレイステーション、MS-DOSでリリースしていたタイトルを移植したもので、ゲーム内容がさっぱり想像のつかないシュールなパッケージやサブタイトルになったのは日本独自の仕様です。ただ、この戦略はうまくいかなかったようで、国内でリリース予定だったプレイステーション版は発売中止になりました…。

プレイボーイ カラオケコレクションのパッケージです

『プレイボーイ カラオケコレクション』プレイメイトのイメージビデオをバックにカラオケが流れるという、異様な組み合わせのソフトです。しかも、収録されているのはシャ乱Q「シングルベッド」や福山雅治の「Good night」など、日本のアーティストのものばかりなうえ、全部で6曲しかありません。発売がビック東海というのも凄まじい組み合わせで、そのせいなのか今ではけっこうなプレミアソフトになっています…(笑)。

バーチャルハイドライドのパッケージです

『哭きの竜』の能條純一が手がけた将棋漫画をいちはやくゲーム化した作品(このゲームの発売から3年ちょっと後の2000年に実写ドラマ化されます)で、プレイステーション版も同時発売されています。ゲームディスクには主人公の将介ではなく、升田幸三そっくりな刈田升三なのが不思議なところですが、インパクトはあります(笑)。檜山修之氏や千葉繁氏、子安武人氏といった実力派の声優を起用しているところにも製作者のこだわりを感じますね。将棋ソフトとしての仕上がり(棋力)はいまいちながら、初心者でも気軽に楽しめるという点では漫画同様に、将棋の存在を広めるのに役立ったのかもしれません。

 

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