【出張買取】ギャラクシアン(再販版)など、ナムコFCハードケースのコレクションを福井県鯖江市より買い取りさせていただきました!

アクセサリーでも食べものでも、普段見かけるものより上質なパッケージに収まっているとなんだか特別なものを手にしている感じがして、いい気分になります。
ファミコンのソフトの中でそういった特別感を打ち出したものといえば、ナムコのハードケースが思い浮かぶ人が多いんじゃないでしょうか。
一番最初にリリースされた『スーパーゼビウス ガンプの謎』は、大ヒットした『ゼビウス』の続編であることやカートリッジが金メッキされたゴージャスな仕様だったことも相まって、当時は絶大なインパクトがありましたね。
ナムコは発売するゲームの本数も他のメーカーより多く、かつ良作ぞろいだったので、このハードケースをすべてそろえてみたい欲求に駆られるのはコレクター気質の人でなくても理解できるかと。
(余談ですが、日本の家庭用ゲーム機でプラスチックのケースをはじめて採用したのはエポック社のカセットビジョンです。豆知識!)

ナムコのハードケースコレクション画像です

今回、出張買取で福井県鯖江市からお譲りいただいたこのハードケースコレクションも全タイトルコンプリートではないものの、かなりそろった状態で、やはりコレクション欲を刺激されたのだろうナァ…と思います。
BEEP的にちょっと気になるものをいくつかピックアップしてご紹介していきますね。

 

クインティのパッケージ画像です

『ポケットモンスター』シリーズで世界的に知られるようになった杉森健氏の商業デビュー作『クインティ』です。プレミアソフトではないですが、それだけにおさえておきたい1本ですね。ポップなデザインもいいですし、アクションパズルとしてのデキもよく、いまでも遊びやすい内容です。

クインティの説明書画像です

杉森氏の柔らかい雰囲気の絵柄は当時から魅力的で、説明書のカットもかわいらしいです。ただ、「お兄ちゃんのことが大好きな妹が、お兄ちゃんのガールフレンドを誘拐…」と、お話はなかなかショッキングな設定だったりします。(笑)

 

冨士宏氏デザインのパッケージ画像です

『ワルキューレの冒険』のデザイナー、冨士宏氏が手がけたパッケージのタイトルもそろえておきたいシリーズですね。キリッと爽やかな色調とすっきりとした描線で、80年代のシティ・ポップのイラストをよりモダンにしたような仕上がりは今見てもとても洒脱で鮮やかです。

 

チャイルズクエストのパッケージ画像です

『アイドルマスター』の原点かどうかは不明ですが、ナムコのアイドル育成ゲームといったら、この『ラサール石井のチャイルズクエスト』ですね。『さんまの名探偵』から2年ぶりの芸能人とコラボした作品で、この時期の他の業界との結びつきがゲームの世界を広げていたんじゃないかと思います。

 

スプラッターハウスのパッケージ画像です

グロテスクなクリーチャーとバイオレンス表現でホラー映画の世界をゲームにしたアーケードゲーム『スプラッターハウス』をファミコンにそのまま移植!!
…なんてことはハード性能的に到底無理なので、普通はそこで諦める気がするんですが“だったら違うカタチで作り直しちゃえばいいじゃん!”と、ものすごい解決方法で出てきたのが『スプラッターハウス わんぱくグラフィティ』です。
「墓から蘇った主人公・リックが恋人をカボチャ大王にさらわれた! 助けに行かないと!」とストーリーもメチャクチャです。主人公が死人ってスタートもどこかおかしいし、カボチャ大王って何者…!?(笑)
でも、じつはアクションゲームとしてはかなり丁寧につくられていて、難易度もほどよく遊びやすいです。ホラー映画のオマージュ(パロディ?)も散りばめられていて、もうちょっと評価されてもいいゲームのひとつですね。

 

再販ハードケースシリーズのパッケージ画像です

ハードケースシリーズの中でプレミアになっているのが、これらの初期タイトルの再販版です。
全部で5タイトルが発売されていて、『ギャラクシアン』『パックマン』『マッピー』『ギャラガ』『ディグダグ』になります。
ナンバリングでいえば01~06までの作品で、なぜか03の『ゼビウス』は再販版が存在しません。
(当時100万本以上売れたので、再販しなくても大丈夫と判断されたのでしょうか…?)

再販タイトルのパッケージ内容画像です

ゲーム内容は変わらないのですが、パッケージ以外にも変更点があり、

・カートリッジのナンバリングがない
・カートリッジ用のラベルシールがついている
・取扱説明書が折りたたみ式になっている

…といった違いがあります。

再販タイトルの説明書画像です

説明書の文章も過去のものの使いまわしではなく、新規に書かれています。ちょこっとユーモアが盛り込まれているのがナムコらしくてイイですよね。

ただ、ファミコンの初期タイトルはかなり出回っていて、今でも中古で容易に買えることからも察しがつきますが、これらが発売された90年代にはあまり需要がなく、再販版の流通量はとても少ないです。

コレクション棚に並べるにはぴったりのハードケース仕様なので、ナムコ好きならいつかは手に入れたいアイテムですね。

BEEPではゲームに関する知識の豊富なスタッフが適正な査定・買取を行なっており、お客様から大切なコレクションをお譲りいただいています。
ご相談やご質問も歓迎しておりますので、どうぞお気軽にご利用ください。

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