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目次
P4)Oscarsborg
P8)Odderoya
P12)Flekkeroy
P16)Ny-Hellesund
P20)Vara
P28)Helleen
P32)Kvarven
P36)Fjell
P40)Orlandet
P52)Trondenes
P58)編集後記
著：齋木伸生 氏

作者様販売ページより
新企画写真集世界の沿岸砲台です。ノルマンディ上陸作戦はヨーロッパの戦争の帰趨を決定づけましたが、かつて上陸部隊や敵艦隊を海岸で迎え撃つ役目を果たすのが沿岸砲台でした。そこには通常の陸上兵器とは完全にスケールの異なる、巡洋艦や戦艦に匹敵する巨大な大砲が設置されたのです。世界各所に作られた沿岸砲台の中でも、今回はノルウェーに的を絞ってまとめました。ノルウェーは北海沿いに長大な海岸線を持ちその防衛のためには沿岸砲台に頼る部分が大きかったのです。それに加えて特殊事情が第二次世界大戦でドイツに占領されたことでした。ノルウェーへの連合軍の上陸に狂信的に脅えたヒトラーは、ノルウェー沿岸に強大な沿岸砲台を多数築いたのです。その中にはビスマルクと同じ口径の砲やグナイゼナウの主砲塔もありました。連合軍はノルウェーには来寇せずこれら沿岸砲台が無傷で残されたのは戦史ファンにとっては僥倖と言えるでしょう。いままであまり取り上げられることのなかった沿岸砲台、その魅力を発見してみませんか。なお沿岸砲台も一冊でまとめようと思ったのですが、あまりに数が多すぎページ数をいつもより増ページしたにもかかわらず二巻、あるいは三巻になるかもしれません。沿岸砲台沼(海?)に嵌る人が一人でも増えますように。